2020-06-16 第201回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
そこで、私、ある経済評論家の話を聞いていましたら、面白い話がありまして、江戸時代に口入れ屋と引込み屋というのがいて、この口入れ屋という、悪い人の口入れ屋は、時の権力者と、米問屋とか油屋とか塩屋といった独占企業と結託して価格を操作してぼろもうけをしたりするそうで、悪徳商人から手数料を取っていたと。また、寺の普請や橋の架け替えなど、いわゆる公共事業で中抜きをして大もうけをしていたと。
そこで、私、ある経済評論家の話を聞いていましたら、面白い話がありまして、江戸時代に口入れ屋と引込み屋というのがいて、この口入れ屋という、悪い人の口入れ屋は、時の権力者と、米問屋とか油屋とか塩屋といった独占企業と結託して価格を操作してぼろもうけをしたりするそうで、悪徳商人から手数料を取っていたと。また、寺の普請や橋の架け替えなど、いわゆる公共事業で中抜きをして大もうけをしていたと。
派遣については、これは昔の言葉で言えば口入れ屋です。何か手数料を取ってその主体が利益を上げて、その利益の下で言わば働く者をどこかに預けて働かせると、それを商売にするのが派遣であります。
戦後は、仕事を紹介して賃金をピンはねするというような口入れ屋というのは中間搾取だということで禁止されました。職安法四十四条、直接雇用でなければならない、こう明記されたんですね。 ところが、一九八五年、十六の専門業種に限定するという前提で、直接雇用ではなく労働者派遣というものを認めたわけです。それが最初なんです。九六年になりますと、その対象を十六から二十六専門業種に広げました。
とりあえずそのことは今おいておいて、建設業はもちろんのこと、こうした製造業の分野でも、例えば今言ったような生産請負でやっている、アウトソーシング化でふえている下請会社というのは、ちょっと古い言い方で言えば口入れ屋みたいなものですわね。
これは昔の、こんな言葉はこのごろだれもわからなくなりましたけれども、口入れ屋か女衒が連れてきて、素人の人からお金だけ取って就職させないというようなことも起こり得る。
今日そういうことで口入れ屋とかあるいはもぐりの職業紹介で違反として公になっておるのはどのくらいですか。
その立場をおとりにならなければこれはもうあなた米軍のためのあれですよ、口入れ屋の手先でしかなくなりますよ、ほんとうに。その点をはっきりしてもらいたいと思うんです。
ただ、そういった公的な機関を通じますと、いろいろ税金の面で不利な扱いを受けはしないか、そういった危惧の念から、いわゆる民間のやみの口入れ屋的なあっせんによって就労する方がいまだにあとをたたないことは、私どもきわめて残念に思っております。そういう意味で、地元の市町村とも十分連携をとりながら、正常のルートに乗せるべく努力をいたしておるわけでございます。
そうならば、公共の名に隠れた昔の口入れ屋、桂庵というんですか、にもひとしいじゃないか、そういうような指摘を新聞もしておりますね。 このような一連の事件に対しまして、職安局長としてどういままでやってきたのか、どう考え、どのような今後対策を立てようとするのか。
しかし実際問題として、出て行っておる大半は口入れ屋とかあるいは手配師、こういう連中を通じてほとんどが行っているわけです。だから結局こういう問題で、秋田なんか六万人ぐらい四十年当時出かせぎをして、三百名くらい行くえ不明になっているのですよ。だから結局、私はそういうところにあると思う。これは追ってみれば、私は政府の責任だと思う。
そのときに口入れ屋というのがありまして、その職業紹介所の女衒が言うことには、親の許可を得たものであるから、その娘をどこに売ろうと自由である。そして炭鉱夫の生活をしているよりも、料理屋に行って、おしろいをつけて、おいしいものを食べたほうが、その娘にとってもしあわせであるということがいわれました。
やはりあんまの口入れ業があって、口入れ業との雇用関係があって、旅館の方は口入れ屋に電話かけて、あんまを呼んでお客さんに紹介するだけのならわしなんだ。だからお客さんを一人もむと、それに対して五十円なり六十円なりの手数料を取っておる。
口入れ屋みたいにうそを言って棄民のようにほったらかすというのは明治時代のことであります。最近はサービスに変わっておるのですから。この民間業者が今七、八社あります。ところがこれが実際には七千人とか八千人とかいう数字に対する非常に大きな効果を上げている。数字を見れば、たとえば七千人でありました昭和三十四年の海外移住者の中で、五千人はそういう民間業者が募集して送り出している。
日本には口入れ屋というものが早くから存在をいたしております。またこの慣習が非常に古い。ところが、民衆は口入れ屋に対しては非常に便利なために利用しようという面が多い。のみならず、現在政府の方では法律で禁止しており、また国民も法律にあるのだと言つておるのでございますが、実際上は公娼というものは依然日本に跋扈しておる。