2004-11-17 第161回国会 参議院 本会議 第7号 貸付信託は、委託者から集めた資金を長期貸付けを中心に運用するとともに、受託元本は信託銀行が保証しております。つまり、信託銀行が販売していたのはあくまで預金類似商品であり、集めた資金を信託勘定から銀行勘定に移転して初めて信託商品としての組成が完了いたします。初めに貸付けがあり、それを信託したものではありません。預金類似商品としての信用創造機能があってこそ金融仲介機能が発揮されているのであります。 大塚耕平