2007-05-29 第166回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
その際、公正取引委員会の発表によりますと、この四法人は、平成十七年度及び十八年度の緑資源機構の林道事業に係る調査業務等に関し、緑資源機構の意向に従って受注予定業者を決定するとともに、当該業者が受注できるような価格で入札を行う旨合意した上で受注予定業者を決定したと、このようにされておるわけでございまして、正に官製談合と、こういうふうなことで認識をいたしております。
その際、公正取引委員会の発表によりますと、この四法人は、平成十七年度及び十八年度の緑資源機構の林道事業に係る調査業務等に関し、緑資源機構の意向に従って受注予定業者を決定するとともに、当該業者が受注できるような価格で入札を行う旨合意した上で受注予定業者を決定したと、このようにされておるわけでございまして、正に官製談合と、こういうふうなことで認識をいたしております。
日本道路公団や防衛施設庁の談合事件は、長年にわたり現職官僚等と関連業界に天下ったOBとが共謀し、受注予定業者の割り振りを行い、天下り先を養うものでありました。また、福島県、和歌山県、宮崎県で相次いで発生した談合事件は、県知事やその他幹部職員の指示によるトップダウン型のものと推察されます。 このように組織的に悪質・巧妙化している官製談合は、善良なる国民に対する許し難い背信行為であります。
被告人らは、過去の受注実績、既設物件の施工状況、施工後のメンテナンスの便宜などのほか、第一の犯行では公団幹部職員の天下り予定先企業への配慮、第三の犯行では天下りした公団OBへの配慮から各工事の受注予定業者を選定し、入札が不調になることに伴う工期の遅れや予定価格決定についての公団内部からの批判を回避するため、当該受注予定業者に確実に落札させ、その業者に相応の利益を上げさせようとして入札予定価格に近似した
法務省からいただいた被疑事実によりますと、これらの工事契約で談合が行われ、それぞれ、一般競争入札に関し、受注予定業者の営業担当者らと共謀の上、公正な価格を害する目的で、特定のジョイントベンチャーに落札させたと書いてあります。
さらに、当時上司であった人物が平成十四年六月に東芝に天下りする予定となっていたことから、同人を受け入れてくれる東芝へのお土産として、東芝を同工事の受注予定業者としようと考えた。また、メーカーへの工事の割り振りについては、指導監督する立場にあった上司に相談しながら各重電メーカーへの工事の割り振りを決定している。
その手口は、防衛施設庁が受注予定業者を決めた配分表をつくって、OBの天下りの受け入れが多いか少ないかで判断して、その実績に従って工事を割り振る、本当にとんでもない話であります。 発端は中央病院などの空調設備工事ですけれども、それ以外にも今指摘されております。岩国ですとか佐世保ですとか談合の疑いがある。現に捜査が入っております。
昨年の末でございましたが、建設省が六十三年度に発注する予定の工事について入札前に受注予定業者名を記した一覧表を作成していたということが一部のマスコミにすっぱ抜かれました。その報道の中で、横山忠行公共工事契約指導官のお話として真っ向から否定をしておられます。これはいわゆる「本命リスト」という名前もつけられているそうでございまして、長い間そういう慣行があったのかどうか。