1988-09-07 第113回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第2号
この会社は一九七八年、カラーテレビ用及びカラーディスプレー用のカラー受像管をつくるため、(株)日立製作所とシンガポール経済開発局との合弁により設立されたもので、敷地は十万三千八百平方メートル、建物は四万六千九十平方メートルであります。従業員は千九百五十人で、一日に三シフト制をしいており、現在日産三十万個の能力を有し、一九八七年三月、一千万個を超えたとのことであります。
この会社は一九七八年、カラーテレビ用及びカラーディスプレー用のカラー受像管をつくるため、(株)日立製作所とシンガポール経済開発局との合弁により設立されたもので、敷地は十万三千八百平方メートル、建物は四万六千九十平方メートルであります。従業員は千九百五十人で、一日に三シフト制をしいており、現在日産三十万個の能力を有し、一九八七年三月、一千万個を超えたとのことであります。
NHKの研究所におきましては、カラー放送が始まります前からカラーの受像管の試作研究等をいたしまして、受像機メーカーにその技術協力をいたしておりますし、ことに最近のカラー受像機の中に占めております、価格の中に占める大きな要素でありますカラーの受像管でありますとか、あるいは受像管に付属しました回路あるいは真空管のかわりにトランジスター化をいたしまして安定度を高め、サービス回数を減らすというような努力をいたしまして
○参考人(野村達治君) NHKといたしましては、技術研究所におきましてカラーテレビジョンの受像機のこともひっくるめ、ほかのカラーの問題も扱っておりますが、受像機の生産の中におきまするコスト――販売価格の中におきます製造コストといいますものはかなり低いところにございますけれども、できるだけこれを助力いたしまして下げるようにということで、受像管にいたしましても、受像回路のやりようにいたしましても、両者研究
なお、カラー受像管の中で高速電子流が螢光体に当たりまして出す発出機構と、もう一つはシャドー・マスクに衝突いたしましてエックス線を出す発光機構と三つあるわけでございます。 先生の御指摘のように、整流回路の電圧調整管のところで発生するエックス線につきましては、測定いたしますと、約十ミリレントゲン程度発生してございますが、この回路部分は全部金属容器に入れてございます。
○参考人(小野吉郎君) テレビの関係、これが主体でございますので、この辺のほとんど全体と申し上げてもいいような状況でございますが、予算におきましては、テレビの受像管増加を二百万件と見ておりました。実際に増を見ました結果は、三百三十五万件ということになっております。この百三十五万件の、予算をオーバーした増加、これが三十五億の増収のもとでございます。
この十七インチを使いますと、一番中心になっております三色受像管の十七インチのものは、現在白黒で使っておりますブラウン管のガラスを、そのまま利用できる点が利点かと思います。それから二十一インチの受像機に比べまして、大体目方で七〇%ぐらい、容積におきまして四〇%ぐらいになる可能性がございます。従って値段も二十一インチのものよりは、若干安くできる可能性があるかと思います。
省令はあなた方が勝手に作るのでわれわれの審議の対象にならないわけですが、われわれは、受信し得る装置や受像管、ブラウン管ですか、こういうもののないものはどうも受信設備とは言えぬのじゃないかという解釈に立つのですが、省令においてはただ三十二条の契約を可能ならしむるために特にこれは取り上げて書いてある。
そこで、この受信設備の範囲は、日本放送協会放送受信規約の第三条では「受話器、拡声器又は受像管(拡声器を含む。)」とあり、これは一応別個に一つの受信設備とすることができるのですが、その協会規約というものと放送法の言っておるところの受信設備とは同じ意味に解釈してよろしいのですか、それとも政府はこれは別個の解釈を持っておりますか。
三十二条の受信設備というのと放送法施行規則、省令ですか、その場合の受信設備「放送を受信する受信機に連接する受話器、拡声器及び受像管を含むものとする。」この解釈ですが、この放送受信設備は受話器、拡声器及び受像管を含むものが一体となって受信設備というのではないのですか。それとも拡声器だけでも受信設備と言い得るのですか。ここのところをもう少し明確にしていただきたい。
それまでは私どもとしましては、決して拱手傍観しておるというのではありませんで、政府としまてはカラー・テレビ調査会であるとか、あるいはカラー・テレビに使います受像管の試作委員会であるとか、いろいろな学界関係の委員会等にお願いしまして、最も日本として日本国民のためになるいい結論を得るようにあらゆる努力を払い、時間を急いでおるという次第でございますので、その点御了承願います。
テレビの受像管並びに受像機は、白黒に比べまして、少くとも二倍ないし三倍。そういうわけでありますので、これが安く作られるようにその実現を考えなければいけない。そのことを頭に置いてわれわれは実用化試験というものについても考えなければいかぬというふうに考えておるわけであります。 そのほかいろいろございまするが、私のカラー・テレビにつきましての考えは大体以上です。
われわれは実はカラー・テレビ調査会というようなものを作りまして、関係の人がみな集まりまして、いかにしたならば受像管あるいは受像機の大量生産が可能になるか、安くできるかということにつきましていろいろ論議しておるわけであります。そういうようなところの結論もやはりそうであります。私は決して独断で日本の工業力がまだ三色ブラウン管を作るに十分でないと言っているのじゃないのであります。
そのほか当初にNHKの概括的な説明で申し上げた基本的な方針といたしまして、研究活動に重点を置きたいということ、そうして放送音質の改善とか、機器の能率化、施設の自動化、受信機並びに受像機の簡易低廉化、カラー・テレビジョン用三色受像管の国産化、テレビジョン撮像管の研究、光増幅器の研究とか、あるいは進んでUHF帯テレビジヨンの研究、あるいは新しい機器部品の試作といった方面に着々と進んでおる次第であります。
次に、研究活動の強化についてでありますが、放送の将来の発展のために、技術及び番組の基礎的並びに実用的研究の拡充強化をはかることが、事業の公共的性格から見て最も重要な点でありますので、三十二年度におきましても、事業計画の重点をここに指向し、技術の研究面では従来からの継続として放送音質の改善、機器の能率化、施設の自動化、受信機並びに受像機の簡易低廉化、カラーテレビジョン用三色受像管の国産化、テレビジョン
次に研究活動の強化についてでありますが、放送の将来の発展のために、技術及び番組の基礎的並びに実用的研究の拡充強化をはかることが、事業の公共的性格から見て最も重要な点でありますので、三十二年度におきましても事業計画の重点をここに指向し、技術の研究面では従来からの継続として放送音質の改善、機器の能率化、施設の自動化、受信機並びに受像機の簡易低廉化、カラー・テレビジョン用三色受像管の国産化、テレビジョン撮像管
これによりまして技術上の具体的な諸データーを収集して、標準方式の決定に資するとともに、三色受像管の試作等も行い、全機器の国産化のために一歩一歩着実に研究を進めさしていく所在でございます。
一例を申上げますと受像管の回路には高電圧、一万ボルトから二万ボルトの高電圧がかかるのでございます。これをちよつとわかりやすく申しますならば、電燈から取りますと、電燈からは百ボルトの電流が流れておりますが、この百ボルトを一応トランスによりまして一万ボルトに上げるのでございます。而も電燈から来ている電流は交流でございますので、ブラウン管に電子が飛ぶときは直流に直さないと飛びません。
ところがこれをどんなにこまかくいたしましても、テレビジヨンを受ける場合の――これをわれわれは受像管と申しておりますが、画面に出て来る画型が、たとえば太く出て来ておるのでは、送る方がどんなに精密に送りましても、それに追従して精密なきれいな画が浮かびません。これはもつぱら真空管あるいはわれわれはブラウン管と申しておりますが、画の映る大きな一種の真空管でございますが、これの性能のいかんにかかるわけです。