1993-06-11 第126回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
運輸省として、そのマニュアルの方ですよ、前の方の受け取り検査については通達とかいろいろ指導で実際的にはやられているということですが、きちっと制度化する必要があるということをもう一度重ねて申し上げておきたいし、マニュアルの方は、運輸省としてそういうものを持って各事業者も指導していくといいますか、ここにこういうのがあるのです。これは運輸省鉄道局がことしの三月に出されたものなんです。
運輸省として、そのマニュアルの方ですよ、前の方の受け取り検査については通達とかいろいろ指導で実際的にはやられているということですが、きちっと制度化する必要があるということをもう一度重ねて申し上げておきたいし、マニュアルの方は、運輸省としてそういうものを持って各事業者も指導していくといいますか、ここにこういうのがあるのです。これは運輸省鉄道局がことしの三月に出されたものなんです。
○秦野政府委員 まず第一点の受け取り検査の点でございます。これはメーカーと鉄道事業者との間の契約になるわけでございますが、受け取りの際に、メーカーと鉄道事業者が共同で車両の検査なり試運転を行って、所要の機能があるかどうかを確認をした上で受け取るというのが通常でございます。
それで具体的に申し上げたいのは、まず、事前の問題としては、一つはメーカ−からの車両を受け取る時点、この受け取り検査の問題ですね。これをぜひ制度化する必要があると申し上げたいのです。 この前の去年の五月に最初に「のぞみ」のボルトの脱落事故が起きましたね。あのときに、運輸委員会で私も申し上げたのですが、他の民鉄では今でも受け取り検査というのをやっているのですね。
分割の際に各社間で、受け取り検査体制を万全にしようということで、むしろその責任を明確にするためにも、検査体制をそれぞれ明確に今やっております。当然のことながら、それぞれの会社間でその保守に関する情報交換等連絡もやっておりますので、従前に比べて問題があるということでは決してございません。 以上でございます。
○坪内説明員 台車検査を外注いたします場合は、当然のこととして、私ども、検査の結果のデータチェックなり、そのもの自体の最終的な受け取り検査をいたしまして、当局で十分その検査が行われた、あるいは遺漏ないということをチェックいたしましてから使用するということにいたしております。
しかし、先ほど申し上げましたように、でき上がったものの受け取り検査につきましては、国鉄職員がやるという形をとっております。
ところが、不幸にしてその結果は、お耳に入ったように——最後のいろいろな検査をロイドにまかせて厳重な受け取り検査をやり、その検査は全部パスをして、いよいよ東海に持っていってこれから溶接作業に移る。溶接するためにその溶接の面を十分みがかなければならぬ。みがいたところで、ほとんど目に見えぬようなクラックが全面的に現われた。
○菊池参考人 この点も、今今泉さんから言われましたような契約の不十分さと申しますか、AMFにはスペックを依頼してから、最後に——製造会社はAMFでないわけでありまして、それはM&Cという別の会社でありますが、それの受け取り検査の依頼を、もう一ついたしているわけであります。二つ契約がある。