1958-11-03 第30回国会 衆議院 地方行政委員会公聴会 第1号
これは多年にわたって過酷な取締り法令の適用を受けた結果できたものであるから、少くとも国民が萎縮して言論の自由をみずから制限するようなことのないように、取締りの法規というものはできるだけない方が望ましい。アメリカに比べてもなお一そう取締り法規がない方が望ましい。自由の範囲が広いことを明らかにしておくことが望ましい、こう言っておりますが、現状を見ますとそうでありませんで、次第に取締りの法令が強くなる。
これは多年にわたって過酷な取締り法令の適用を受けた結果できたものであるから、少くとも国民が萎縮して言論の自由をみずから制限するようなことのないように、取締りの法規というものはできるだけない方が望ましい。アメリカに比べてもなお一そう取締り法規がない方が望ましい。自由の範囲が広いことを明らかにしておくことが望ましい、こう言っておりますが、現状を見ますとそうでありませんで、次第に取締りの法令が強くなる。
ただ、これが実効を上げませんのは、要するに、汚濁という行為はどの程度のものをさして汚濁と言うのか、これ以上汚してはいかんといったような具体的な基準、尺度というものがお互いに共通に存在していないというところにあるという関係各省の認識に立ちまして、現在経済企画庁が準備中の法律案では、これら各種二取締り法令を通じまする共通の水質許容基準というものを設定しようということを図っております。
やはり問題になりますのは、河川法にいたしましても、あるいは水産資源保護法にいたしましても、いろいろ水質の汚濁防止に関しまする取締り法令は相当多数に上っておりますが、これの基準となりますものが、今までのところ全然定まっていない。従って、取締りいたします場合におきましても、その程度が非常に不明確でありますために、勢い所期の成果を収めていないというのが、実情ではないかと思っております。
申すまでもなく、暴力追放には、その根源となる社会的環境の浄化、経済的諸条件の改善等、あらゆる角度からその要因を排除するに足る適切なる施策が講ぜられなければなりませんが、また、一般警戒の意味におきまして、この種諸取締り法令を整備し、強化することも確かに重要な一策と考えられるのであります。
暴力事犯の取締り法令についての意見を聴取いたしましたところ、本事件の取締りを通じて警察当局より、現行法適用上何が不便であったか、特別の暴力取締法の制定を必要とすることを考えたかどうかということについては、警察当局の意見としては、刑法第百七条がこのような場合に適用があるかどうか、同条にいう当該公務員の中に当然警察官が入るかどうか、また、三回以上解散の命令をするとあるが、その周知徹底方法について種々疑問
現行取締り法令が十分であるかどうかというような点につきましても、いろいろと論議があるのでございますが、先ほど法務大臣からもお話がありましたように、そうした問題につきましては、法務当局において慎重に御検討願っておるのでございますが、私ども警察といたしましては、現在与えられている法令のもとにおきまして、現行法令を十分に活用いたしまして、暴力事犯の徹底的な取締りに当って参りたい、かように考えておる次第でございます
ただし、省きはしますけれども、おっしゃるようにエックス線の障害ということに関しては市大でございますので、これはただいま厚生省でやっております法律あるいは施行令が、この法に照らして取締り等がなお薄弱でありますれば、さらにこれに準じて改正していただく、あるいは通産省等でもこれに準じた工業用のエックス線の取締り法令を作り、それてやっていけば、全部として完全なものになるのではなかろうかというふうに考えているわけであります
しかしながら法律上協同組合法でもっては、これをいかんとも取り締りができない、それでは金融取締り法令でできるかということになりますと、一種の出資した分でございまして、一般大衆から金を集めたものではございませんので、これを取り締る方法もないというふうな、おもしろくない現象等も出て参っております。
MSA協定は秘密保持に関して必ずしも立法措置を義務づけていないではないかとの委員の質疑に対しましては、元来わが国においては、戦後在日米軍の機密を保護するためのいわゆる刑事特別法以外には、防衛上の秘密保持に関する一般的な取締り法令が一つもありませんので、米国から供与ざれる秘密の装備品または情報等について、その秘密を十分に保護することができない状況にあり、政府としては本法律案を制定することを最も必要と信
しかしアメリカ合衆国とMSA協定を結んでおります他の諸外国は、いずれも既存の秘密保護法令を有しており、これによつて同協定に規定されており観す秘密保護の措置をとつているわけでありますが、かかる種の一般的取締り法令の現存しないわが国におきましては、たとい協定に規定がなくとも、条約を忠実に履行する上において、この種の秘密保護の立法を必要とすることは、また理の当然というべきであります。
しこうしてそれらの国の大部分と申していいのでありますが、すべてそれらの国におきましては、もう既存の取締り法令がありまするから、これによつて秘密の漏泄または危険を防止する処置がとられているわけであります。
申すまでもなく、アメリカ合衆国は、他の諸外国との間におきましても右面協定とおおむね同様な性格、内容を有する協定を締結しているわけでありまして、これらの諸外国においてもまた、これらの協定に掲げられている秘密保護のための所要の措置を講ずる必要があるわけでありまするが、諸外国におきましては、それぞれこの種の秘密保護に関する既存の取締り法令によつて十分にこれをまかなうことができますので、これらの協定の締結にあたり
法令はあるが、この法令はいずれも事後における取締りの法令であつて、事前における取締り法令はないので、公安委員会といたしましても、これを拒否する法的根拠がないということが答弁書に書かれている。そうなつて参りますれば、勢いそういうものができて来るので、できて来れば犯罪が起つて来る。犯罪が起つたらそれを取締ればよいではないかというならば、これは何をかいわんやであります。
○平井証人 事前情報によりまして、そういう不法行為を働くかもしらぬということは考えておりましたが、現在の取締り法令の点から申しますと、われわれ警察官としましては、はつきりした取締りの根拠法規がない以上は、事前の禁止、そうしたものは公安條例があればいざ知らず、ない以上はできないという事情でありますので、警戒態勢はとりながら、禁止措置はとらなかつた、こういうのが事実であります。
この違反行為はかりに小型機船底びきとはいえ、七十隻からなるところの集団的のものでありますことは、明らかにこれは取締り法令を無視したところの、百鬼夜行の行為である、かように私は考えます。さらに姫島村には一隻の小型の機船底びき船も、今日までありません。
○猪俣委員 現在の段階では、取締り法令をつくる考えがないというわけですね。 なおお尋ねいたしますが、国内に国防的な行動をやる民間団体をつくつておる。一旦緩急ある際には、自衛権の発動としてわれらが立つんだというような、そういう国防を目的とするような民間団体ができたといたしまして、これは許されることであるかどうか、お答え願いたい。
私はちようど土地におるものですから、どうも神聖なる議場を蹂躙されて、こんなことで取締りもどうすることもできないというようなことに対しては、いわゆる取締り法令の不備であるというようなことを再々訴えて来ます。
日本から輸出するFOB価格は、その仕向地において不公正な競争の取締り法令に抵触しておらぬものだということの書面をいただいて、その書面を外国為替管理委員会なり、通商産業省なりに示していただく。この程度にしか第五十條の運用はただいまのところできないのであります。その他のことにつきましては、御質問の趣旨について通産局長に心得がありましたから、ただいまお答えさせることにいたします。
○田中(織)委員 一点だけ伺つておきたいのですが、貸金業者が今度の取締り法令に從つて届出をいたしました場合の届出受理書が、申請者に送達されるまでの期間が大体どの程度になりますか。それによりまして、いろいろ條件が備わつておらなければ受理しない場合がある。受理しない場合の通知はなさることになつておるのですか。