これらについては私どもはただいま政府委員が御答弁申し上げましたごとく、いずれも非でありまして、こういう極端な行動はあくまでも取締らねばならぬ、こう思つておるのであります。しかして民主主義は猪俣君と同様にあくまで守るためには言論界及び政治家及び学者、識者の良識と指導にまたねばならぬと思いますし、また国民大多数の聰明なる判新と自重を望んでやみません。
続いて金沢で大会が行われ、飯坂でも行われ、それからあとは私は余りよく知らないのでありますが、ずつと変遷を見まして、一体日教組は今日のごとく法律をもつて取締らねばならないように悪化しつつあるものでしようか。自然に落着いて参つて偏向がおのずから教育者の常識の進歩とそれから反省によつてだんだん鎮静して参つておるのではなかろうか。
と申しますのは、御承知の通り、「悪質な」という文字を抜くことは、取締りの一線におる者が、悪質でなければ取締らぬというような疑義を生ずるといけないことが一つであります。文字を直す上において、そういう事前運動を厳重に監視する、あるいは取締つて行くという意味からも、本日の決議を尊重されて、ただちに出先の機関に通達するような意味からも、木村法務総裁のこの決議に対する発言を要求しておきます。
選挙法では戸別訪問していかぬというのに、事前運動はいいのだというので、かつてに戸別訪問をやる、金品をもつてそこらに配つて歩くというのは、そこらにざらにあるのですから、これを取締らぬというようなことはたいへんですから、ただちにやつてもらうことをお願いしたいが、いかがですか。
従いまして現在かくかくのものがあるのだ、こういうものを取締ろうとするもので、これ以外のものもかようなことをすれば取締るけれども、そうでなかつたならばそれ以外のものは取締らぬのだ、この点をある程度明確にせられるならば、国民も非常に納得するものでなかろうかと考えまするので、たとえばこういう団体でこういう行動をしておるもの、こういうことをでき得る限り指摘していただきたいものだと思うのであります。
○田渕委員 紀伊水道だけ取締つて、瀬戸内海を取締らぬというような長官の御答弁には、私は絶対に賛成できません。先般参議院の証言で、岡山県の証人が、冬になると水が冷たくなるので、紀伊水道へ魚が遊びに出るのだ、それを紀伊水道でやつてしまうのだという、いかにも和歌山県、徳島県の者が違反を犯しているような証言をいたしておるのであります。
また三十日には、午後二時五分ごろ、共産党員及び労働者並びに朝連の人々約百五十名が押し寄せ、罵詈雑言を浴びせて、矢郷炭鉱の労働運動を取締らぬこと、平市署へ応援を出さぬことを誓約せよと迫り、現在の状況では応援しないと答えると、確かに応援に行かぬなと念を押して、約束時間に来たからと、午後三時ごろに引揚げました。
從いまして、どれが風致美観を害するから取締り、どれが風致美観を害さないものとして取締らぬかということは、條例を待つて、さらに具体的な問題に移すほかはないと存ずるのであります。必ずしもりつぱな紙でなければならない、あるいは新聞紙の場合にはいけないというようには考えておりません。
こういう事実について、一体資本家側のそういう違法をなぜ取締らぬかということについて伺います。
正当なものは取締らぬという、そこなんです。私どもの伺いたいと思いますのは、正当なように見せかけて、きわめて露骨にやつている事実が、本委員会の選挙小委員会においても皆さんからそれぞれ実例をあげてお話がありました。それらの取締りはきわめて不徹底である。それはその候補者が当選して、そうして目的を達することによつて、その選挙取締りが不徹底であつたということに流れるおそれがきわめて多分にあると思う。
これが國家によりまして保護せらるべきことは言うまでもないことでありまして、濫りに公私の儀式を妨害する行爲は、やはり取締らねばならないというのが、本號の趣旨でございます。
しかもこれを飲めば病氣が始ると言つて飲ませるということがあれば、それがいわゆる保健衞生に差支えがあるということになれば、もちろんこちらで取締らねばなりません。
それではこれに対していかなる対策があるかと申しますと、歳出の面においては、行政機構の合理化はどうしても行わなければならない、また歳入の面においては、新税を創設するよりも、税務官吏を優遇するとか人員を増強するなど徴税機構の拡充強化を行い、租税の滯納や脱税を取締らねばならないとの見解が一般的でございました。