1980-03-07 第91回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
それから転送の問題につきましては、これははっきり申し上げますと、品ぞろえ、それから量の確保という視点で、どうしても大都市の中央市場が集荷力がまさっておりまして、まあ今日の地方都市の生活においても消費が多様化してまいりますと、品ぞろえ、量の確保が問題になりまして、そういった意味で集荷力のあるところから分けてもらうという形になっておりますが、これは大体一つの取引ルールができ上がっておりまして、最近入りました
それから転送の問題につきましては、これははっきり申し上げますと、品ぞろえ、それから量の確保という視点で、どうしても大都市の中央市場が集荷力がまさっておりまして、まあ今日の地方都市の生活においても消費が多様化してまいりますと、品ぞろえ、量の確保が問題になりまして、そういった意味で集荷力のあるところから分けてもらうという形になっておりますが、これは大体一つの取引ルールができ上がっておりまして、最近入りました
さようなところから私たちは、現在準備いたしておりますのは、取引改善協議会といったような機関をつくりまして、この場で実態を調査すると同時に、取引ルールをつくっていくといった、どちらかといえば間接的ではございますが、そういった方向でこういう問題に対処していかざるを得ないんではなかろうか。
中央卸売市場については中央卸売審議会、地方卸売市場については地方卸売審議会がそれぞれ答申をしておることは御承知ですが、その中で「取引ルールの改善」の項目が答申されておりますけれども、その二項に「今後とも、生鮮食料品については、売手、買手双方の納得のゆく価格の形成、大量の物資の能率的な荷さばき等の観点から、委託、せり方式を原則とすることが適当と考えられるが、冷凍魚、塩干魚、練製品等の加工品、バナナ、レモン
中央卸売市場審議会の答申に、「取引ルールの改善」といたしまして、「今後の取引のあり方」に、「生鮮食料品は委託せり方式を原則とすることが適当と考えられるが、冷凍魚、塩乾魚」――塩サバなんかのああいった魚になります。
やはり公開の市場でございますから、公正であると同時に、すべての出荷者に対して公平な処理が行なわれなければならぬと思うわけでございますが、同じ条件で委託されたものの中で、あるものは卸売り人の判断によって加工処理をされ、あるものはせり売りにかけられるというようなことの結果をどういうふうに処理をするかというような点を考えてみますと、やはり一定の取引ルールの中で行なわれる公的な機関の取引としては、柔軟な対応
もう時間もありませんから、いろいろの問題もありましょうが、私特にきょうここで申し上げて皆さま方のいろいろの御参考にしていただきたいと思いますのは、取引ルールの問題だけに限定して申し上げてみたいと思います。
特に地方卸売り市場は、従来、施設の近代化が非常に立ちおくれ、しかも取引ルールがきわめて不明確であるし、あるいは買い出し人の差別といったことがいろいろ問題になっております。
そこで、農林省が去年発表された「地方市場の実態調査の報告」あるいは「生鮮食料品卸売市場対策協議報告」ですか、ここにありますが、去年の十二月十二日付のやつですが、こういう報告あるいは答申、こういうものを読みますと、零細経営、あるいは施設の老朽化だとか、集荷力の不足だとか、立地の不適正だとか——場所が悪いということ、それから取引ルールの未確立、いろいろ問題が指摘されているわけです、この中に。
現在の法律で申し上げれば、卸売り人は出荷者の受託あるいは承認を得た買い付けということ、市場においてはそれを卸売り場に配列して、評価の任務を持ちます私どもが評価または分荷するのが仲買い人の職務でございますが、この仲買い人の職務の分荷、転送という点について、私どもの立場から申し上げますと、現在、集散市場に名をかりて必ずしもこのルールが守られていないきらいが日常ございますので、こういう点につきましても、取引ルール
それから次は、受託業務の適正化ですが、今回の改正で、不当な勧誘や不安全な仲買い人まかせのいわゆる一任売買が禁止されることになっておりますが、取引ルールを知らない委託者が非常に多いから結局は仲買い人まかせになってしまう。この点について、仲買い人をどういうふうに指導されるか、政府としては自信があるのかないのか、見解を聞いておきます。
問題になります点は、確かにいろいろ多岐にわたっておりますが、やはり中心になりますのは、ただいま御指摘のように、一つは老朽化した施設というものをどうやって近代化していくか、それによって能率的な集分荷をどうやってはかっていくかという点、それから弱体な地方の問屋というものをどうやって統合強化していくかという問題、それから自治体の市場問題に対する行政の基本的な方針をどうやってつくっていくか、特に取引ルールその
地方市場の問題を、私どもといたしましては、先ほども申し上げましたように今後議論する際は、この地方庁の行政の基準というものをやはり協議会等で十分御審議いただき、その取引組織のあり方、取引ルールの問題、こういった問題を施設整備の問題とは別にやはり御議論願って、条例等に基づく地方市場の運営について、地方庁の行政のあり方について一つの基本方針を与えていただくということが、先ほども申し上げまし一たように、この
どうかそういう立場で、抽象的な議論はいたしませんが、もう少し額に汗して、一年間天候の心配をしながら苦労して戦ってきた農民の、その最終の収獲に対して水をかけたり、努力をする気持ちをスポイルするようなことのないように、公正な一つの取引ルールあるいは良識ある一つの価格設定、そういうものを期待して、私の質問を終わる次第であります。
内容としてのでん粉が商品取引の価値として取引されている場合、下限だけはきめて、下限以下の場合は差し引く、それ以上の場合はこれはおれのほうは知らないのだし、そういうものは価値がないのだ、こういうふうに切り捨てるという取引慣行、取引ルールというものが、普通の常識であり、損得なしの正常な取引とお考えでありますかどうか。
これがまた販売業者あるいは生産家の経営に非常な打撃を与えておりますから、ここでこの際、かような正常でない、間違った取引ルールを正常の姿に返すべきである。それは個々の力ではできにくいから、組合の団体交渉によって目的を達することがよかろうというのがこの立法の趣旨であることは、この法案をごらんになれば私はわかると思う。
また同時にこの組合交渉の場合も、先ほど申し上げた通りに、いわゆる極端なバイヤース・マーケットによって不当に取引ルールをゆがめられておる部分があるから、それを正常な、要するに常識的なルールに修正する。それは個々の力ではできぬから団体交渉でやろうということでありますから、特にこの点はしぼってあります。そしてそれをやりまするためには、幾たびかの難関を経なければそれは許可されない。