1972-02-02 第68回国会 参議院 公害対策特別委員会 第2号 この無水亜砒酸は二百度ちょっとこえる温度で昇華をいたしまして、気体になるわけでございますので、これを収砒室——高さ三メートル、それから長さが十三メートル半のこういう収砒室の中に導き入れるわけでございます。収砒室は四つの部屋に区切られておりまして、入りました空気はいなずま型と申しますか、各部屋をくまなくめぐりまして、その間に冷却をいたしまして、昇華いたしました亜砒酸が白色の粉末として収砒室にたまる。 久良知章悟