1962-03-13 第40回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
その結果、大気の中に非常に多い分量の違和——人間が感じて不快になるような分子が入って参りまして、まず収容所関係のものについて申し上げてみますると、収容されておる者並びに職員、その家族等が、のどが痛い、目から涙が出るというような、いろいろの健康上の苦情を申し入れているのでありまして、以後、特に夏季におきまして窓をあけておりますと、収容者が非常に臭気並びに健康上のいろいろな異常を訴えて参りましたので、
その結果、大気の中に非常に多い分量の違和——人間が感じて不快になるような分子が入って参りまして、まず収容所関係のものについて申し上げてみますると、収容されておる者並びに職員、その家族等が、のどが痛い、目から涙が出るというような、いろいろの健康上の苦情を申し入れているのでありまして、以後、特に夏季におきまして窓をあけておりますと、収容者が非常に臭気並びに健康上のいろいろな異常を訴えて参りましたので、
それは日本人の医者か助手か知りませんが、さような答えがございましたので、そういう点についても、特にソ同盟の収容所関係並びに市ソビエトの執行部に対しても、強く要望して参りました。
外国人収容所関係については、十二月二十二日二十時三十分ごろ着き、そこの建物は一棟ごとにトタン屋根の平屋で、内部は中央に通路があり、両方に間があるわけです。畳はぼろぼろ畳でありますが、以上のバラックは五棟ほどありました。そしてそのむねのまわりには全部鉄条網で垣がされ、出入りできないようにしてありました。起床は自由でしたが、寝るときは市民と同様に、十時になったら全部消灯となっておりました。
ソ軍側の収容所を視察いたしましたときに、収容所関係の内務省の係官が同行いたしまして、その人と雑談をいたしておりますときに、昨年菊池某氏が満州でこちらに帰つて来られたそうであります。そのことは新聞等で私ども承知いたしておりますが、ソ軍側では、そういう満刑者の方が日本に帰りましたら、大々的に新聞に報道されて、ハバロフスク等の収容所の模様はすべてわかつているように考えているようでございました。