2016-11-10 第192回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
なお、交通政策審議会の議論におきまして、経済成長率ゼロ%という最も慎重な需要予測を用いて行った政府の試算との比較によりましても、この収入想定は慎重な見通しに基づくものと評価をされているというところでございます。
なお、交通政策審議会の議論におきまして、経済成長率ゼロ%という最も慎重な需要予測を用いて行った政府の試算との比較によりましても、この収入想定は慎重な見通しに基づくものと評価をされているというところでございます。
JR東海は、二〇一〇年の五月にリニア開業後の収入想定を発表しています。同社の想定では、リニアの開業によってどうなるとされているのか、またその収入予想はどのように導き出しているのか、簡潔に御説明いただけますか。
○政府参考人(奥田哲也君) JR東海が行いましたこの収入想定につきましては、いわゆるモデル推計等による需要の予測値によらず、収入実績の推移でありますとか主要な競合相手であります航空機との競争の実績を踏まえて彼らなりの見積りをしたというふうに承知をいたしております。
それからなお、したがいまして五十年度時点までの三年間は個々におおむね積み上げた計算ということで、ご承知のように単年度の収入想定をいたしますが、単年度予算と同じような想定の方法をとったわけでございます。 それに対しまして五十七年は、ただいまお話がございますように十年先の話でございまして、非常に先の部類に属します。
その収入想定をやりますために、需給の想定も一応するわけでございます。その場合に出水率は一応一つの原則がございますが、水の利用率であるとか、ロス率でありますとか、そういう方面をどういうふうに見るか。それから需用の面がどの方面でどのように伸びるかということも考えなければなりません。そういうものをできるだけ公正な立場で政府で検討いたしまして、そこで最終的な数字を出す、こういうわけであります。
そういう関係から原価の値上りと、収入想定をいたしました後の、いわゆる電力事業者が言つておりますところの値上りとは食い違いが出て来るわけでありますが、原価だけを比べますと一割八分六厘の値上りになつておるわけであります。
要するに比較的コストの安い電気を使うという使用の形にいたしまして割当をするわけでありますが、しかし特約料金に織り込みますと、むろん初めの想定とは違つた収入になりまして、電力会社としてはそれだけ収入想定が低くなるわけであります。
それから現在においての妥当な料金というのはどうであるかということは今度の結果並びに収入想定によりまして出て来ます結論でありますので、そこの見通しはまだ現在までついておらない次第であります。
従いましてその可能の分といたしまして一応九十万トンに相当する分には安い料金で收入が入るという計算をした収入想定を組んだわけであります。従いまして実績ではその割当量を越えました分、逆に申せば四十九億と六十億との差額が全部火力料金で入つて来た、こういう結果になつておるだろうと思います。なお且つ仕分けは検討して答弁いたします。