1948-04-06 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第19号
ただ、そういうわけでありまして、例えば電力であるとか、石炭であるとか、そういう重要物資について國会の議決によるということは、これは若しそうすることが必要であるということになれば、或いはその方のそういう意味の法律を作る必要があると思いますが、財政法第三條というものは、そういう関係ではなしに、特に國の財政収入という建前から出來ておるわけでありまして、只今のお話のようなものにつきましては、この三條の特例という
ただ、そういうわけでありまして、例えば電力であるとか、石炭であるとか、そういう重要物資について國会の議決によるということは、これは若しそうすることが必要であるということになれば、或いはその方のそういう意味の法律を作る必要があると思いますが、財政法第三條というものは、そういう関係ではなしに、特に國の財政収入という建前から出來ておるわけでありまして、只今のお話のようなものにつきましては、この三條の特例という
先ずそれらのことを考え合せますと、現在の財政法の建前から申しましても、又これらは主として財政収入という点に重きを置いて法律ができておるというふうにも考えられるのであります。それらの状況を睨み合せまして現在のところではこの程度の法律をお願いしたらどうかというふうに考えられておるわけであります。
○政府委員(岡村峻君) 営業と申しますのは、通常学者から言われておりますように、収入の源泉として継続的にその行爲をする、これがまあ大体営業の概念なんではないか、かように考えております。
さて本案は、先に御報告申上げました通り、諸般の事情により昭和二十三年度一般会計暫定予算に計上するに至らなかつた六・三制実施に伴う校舎建築に必要なる経費等に関し、予算の補正をなさんとするものでありまして、その歳出においては公共事業費六億四千七百万円の追加となり、これが財源としては、各種公團納付金三億九千三百六十二万四千円、所得税、病院収入その他雑収入等二億五千三百三十七万六千円、合計六億四千七百万円を
政府は專賣煙草の「新生」の賣行がその定價の関係からいたしまして誠に思わしくないのでありまして(「煙草が悪いからだ」と呼ぶ者あり)そのままにして置きますと、専賣収入に非常な欠陥を生ずる虞れがあるのでありまして、従いまして本年の二月から四十億本を賣ることを目標といたしまして福引券を附けまして、福引券は特賞百万円以下いろいろな奨金を附けてこれを賣出したのであります。
であるかというような点について御質問がございましたが、これは現在、本田君の御質問では、たとえば厚生上必要であるところの嬰児の砂糖さえも十分でないのに、タバコに砂糖を入れるのはどういうわけだというような御質問もあつたのでございますが、これは考えようによりまして、財政專売としてタバコを処理しております関係上、大切なる米の生産をある点において葉タバコのために犠牲にしておるというような現状でございまして、財政專売としての収入確保
すなわち所得税にいたしましても、それから國立病院の収入にいたしましても、その他すべてこういう問題——この国立病院の方からの攻入は、昨年度に比較して四・九倍になつている。すなわち、約五倍になつておるのである。これは傷病兵その他から無法の金を取上げて、これをもつて六・三制を実施しようというのである。
東京財務局管下、栃木縣大田原税務署は、現在那須郡及び塩谷郡の二郡三十八町村中の三十五町村を管轄しておるのでありますが、その管轄区域は実に二千九百二十七平方キロに達するのみならず、管内の課税物件もまた少くないのでありまして、本年度の租税収入は三億七千七百余万円に上る状況でございます。
いわゆるお互いが納得の上で税額をきめていく、税率につきましては、もちろん國の必要な経費でありますので、その点までは触れる必要はないかと思いますが、収入あるいは所得の点については、そういう民主的のきめ方とか、さらに査定をしていくといういき方でいつたらどうかと思いますが、この辺に対する主税局長の御意見はいかがですか。
もう一つは、單に不動産が値上りしたというだけでは、その人の収入はなくして、やはり賣るか何かしないことには、税を納めるだけの金すらもないというようなこともありますので、さしあたり不動産取得税を引上げまして、高くなつた土地を賣つて現金がはいつて納税ができるというときに、この不動産取得税をとる考えであります。 次に使用料と手数料の問題であります。
○荻田政府委員 第一の点でございますが、今回実施しようとする税によりまして、相当額の税収入が期待できるのでありますが、これだけをもちましてはなかなか、さしあたり四月以降の地方財政が十分にやつていけるというような財源ではございません。
そうして今回は初めから要綱に掲げてありましたように、酒、タバコの消費税の一部を地方公共団体の収入とするようにし、なお密造取締りの点も、さいわいに自治体警察になりましたので、そこで賣れる酒の税の一部が地元にはいるとなれば、やはり自治体警察も一生懸命密造取締りに努力するようになりますから、そういう意味において酒、タバコの消費税をぜひつくりたいということになつております。
從つてその収入がやみで収入があるといたしますれば、その收し、所得額に対して課税をする、こういうことになるわけであります。実際に即してやる、実情に即してやる、こういう建前でございます。
どうしてかくのごとき不足を生じたかという原因についての御質問もあつたのでありまするが、これは郵便貯金等の増加が、収入に好影響を與える程の増加も見ないのでありますし、一面又歳出におきまして、外地にありまするところの有價証券等を持つておるのでありまして、これの利子が入らないとか、或いはその元金を償却するというふうなこともあるのでありまして、これだけの不足を生じて來たということであります。
これが財源といたしましては、租税収入百七十一億八千万円、專賣局益五十八億三千三百三十一万二千円、官有財産収入、雑収入等十五億七千四百三十一万円、前年度剰余金受入二百八十三万九千円、以上合計二百四十五億九千四十六万一千円を充当するものであります。 次に昭和二十三年度特別会計暫定予算について申上げます。
この四月の暫定豫算につきましても、その方面の收入關係に、國の収入としては、別にまだ改正前でありますから、現われておりませんが、その關係がどういうふうになつておりますか、それを伺いたい。
官公吏は、國家が國民租税その他の収入からこれを賄うものでありまして、而も現在の日本におきましては、他方において引揚者であるとか或いは戰災者であるとか、或いはその外の關係の人々も誠に窮迫を告げておる人もあるのでありまして、そういうような點なども、あれを見これを見て、見合わしていろいろ財政の非常に苦しい中からいたしておるような次第でございます。
現在鉄道の独立採算制の上において非常に困難を感じておるということも、要するにこれは貨車、機関車その他の不足によつて輸送量が少いということから、収入が十分に上げられないということであろうと思います。ゆえにこれは万難を排して、貨車、機関車の増強をはかつて、輸送量を増強して收入をはかるということにいたしますれば、自然多数の人を擁しておつても、おのずからそこに補いがつくことになると思うのであります。
そういつた状況で収入が思わしくないことにおきまして、この預金部資金の取扱いにつきましては通信事業、即ち郵便局がそれを取扱つております。その經費を預余部特別會計から繰入れておるわけでございますが、御承知の通り給與の改善その他におきまして、相當な支出を要する、この會計から通信事業に繰入れなければならないということで、相當の赤字が出て参ります。
結局やみタバコは、子供の砂糖を食い、出版業者の紙を食い、併せて政府の税収入を食つておるのであります。このやみタバコは、正式ルートのタバコとどのくらいのパーセンテージになつているか、大藏大臣の見込高を承りたい。またそれぞれの立場から、このやみタバコに対する大藏大臣、厚生大臣並びに用紙関係の國務大臣の御所見を承りたいと思います。
「目標以上に収入を確保するよう賦課並びに徴収上施策を講じ、目的逹成に挙署一体格段の努力をなされたい。」こういうのであります。だから、目標をまず天降り的に與えて、それ以上にとれとれと激励をしている。かくのごときことが、一体正当なる課税であるか。税法違反であることは明らかである。かくのごとき結果、大阪南区税務署においては、財務局は割当を三億五千万円としているのに、税務署は六億五千万円としている。
○西郷吉之助君 いまの御説明だと、そうすると、實際の収入がある者はというのは、その營業をやつてるということを確定して言われるのか。又は本當に眞面目に營業をやつていない者は、それはそうすると、本當に税金を拂う必要がないと思います。
○政府委員(平田敬一郎君) 所得税は御承知のように、苟しくも所得があれば課税するという建前に相成つておるのでございまして、そこに一定の行爲が行なわれまして、それによつて或る人が現實に収入があるという場合におきましては、その現實の収入から必要な經費を差引きまして、所得として課税する。これが所得の建前に相成つておるのでございます。
○政府委員(平田敬一郎君) その行爲自體が違法であるかどうかにつきましては、これは又それぞれその筋で調べ適當な措置をやろうかと思いますが、税務といたしましては、現實に収入があるかないかということが本位でございますので、その點を調べまして、収入があるかないかによつて課税をする。
戰前においては、海運収入、或いは海外移民の送金、或いは海外投資の収益というようなものにも大きな外貨獲得に期待を持つことができたのでありますが、今日の状況におきましては、全くその望みを失つたのであります。そのために、輸出貿易以外に外貨獲得の途は唯一つ観光事業があるのみと申しても敢て過言ではないと信ずるものであります。
これは一例でありますが、こういうようにその一万二、三千円の収入も、あるいは衣類を賣つたり、あるいは道具を賣つたりして、今日インフレ下に非常に苦しい生活をしておる。そこへもつてきてその全部の消費額に対して、十五、六万の課税の決定があつた。
それから当てにした専賣収入もその通り行かない。そうなりますとその間の時間のずれがありまして、歳出をしなければならん。収入の当てにしたむのは入つて來ない。ここで止むを得ず借金ができる。從つて通貨は一悪膨脹いたしましたけれども、今年一月以来、これは皆さんの御協力によりまして、非常に重い負担であるにも拘わらず、税収が割合に順調に参りまし。
そこで具体的な措置について、実はもう一、二お尋ねしておきたいのでありますが、結局異議の申請をしても、納めなければならないということで、また納めなくてよいということになれば、みな異議の申請をして納めないということになつて、収入がかりにとれても遅れるということは、これはおつしやる通りで、われわれもそれは困ると考えるのであります。
尚、画一反別課税標準のこと、販賣収入に伴うところの分納制度等について御意見がございました。御尤もの御意見と存じまするが、只今税全体について改正を準備いたしておりますので、御指摘の点はそれらに十分勘案をいたしたいと思うのでございます。 尚振替制度についての御意見もございましたが、これは私は成るべくこれを採用するようにいたしたいという私一個の今私見を持つております。
問題はこれらの善悪の問題よりは、即ち政府がかくのごとき措置を採らして置いて、而して最近になりまして、金融債券の旧勘定移換は止むを得ないことであるというような態度をお探りになつておりますために、農村は、農業会自身の資産に影響があるということは勿論でありまするが、農村の資金は、御案内の通りに、季節的収入が多くありまして、米の収入のあつた時にいわゆる振替貯金によつてそれを集め、木炭の生産をした時に振替によつて
ただいま農林大臣よりもお答えがあつたのでございますが、元來農村金融は單純金融でございまして、農村の経済の特殊性に鑑みまして、収入の時期が一つになり、あるいは支出の時期が一つになり、それから他の面においては局地性でなければならぬというような、きわめて特殊な、しかもある意味において單純性をもつたものでございますから、これは相互金融によつてある点まで用を足すことができる。
その間の大体の成績はどうだつたかと申しますと、収入保險料が約一億円、支拂保險金が二億四千四百万円、結局約一億四千百万円というものが補償となつて支出されたわけであります。これはいわゆる戰争保險の二百何億という補償金の中に含まれておるわけであります。
もつともこの発行高は、二月に入りまして、歳入の大宗である租税収入の画期的増加によりまして逐次減少し、三月十日現在では五十七億円を残すに止まり、國庫金の残高を考え合わせますと、ただいまのところは、実質的に全部償還された形になつております。しかしながら、特別会計につきましては通計して五百五十億円を超ゆる資金不足が予定せられ、結局において政府資金の対民間撒布超過は相当巨額に達しているのであります。