1998-09-25 第143回国会 衆議院 商工委員会 第6号 これは、核におびえる庶民の生活を描いた作品で、黒沢作品の中では唯一とも言える反戦映画なわけです。 この映画の中で、非常に印象的なシーンがあるのですね。それは、主人公に扮する三船敏郎さんが、このビキニ環礁の水爆実験を報道している新聞を引きちぎりながら、ばかなものをつくりやがってと吐き捨てるように言うせりふがあります。 横光克彦