1953-07-08 第16回国会 参議院 本会議 第19号 殊に、内にあつては反動立法制定を強く政府に要求して来たその根源の力は、日経連を中心とする経済団体であることを考えましたときに、政府の労働政策は資本家のためにのみ奉仕する政策であるのかどうか。政府のよく好んで使う、国民の名において、国民の九割以上を占める勤労者大衆のための政治、一千万に上る労働者のための労働政策を断行する意思がないかどうか。 田畑金光