1988-11-09 第113回国会 参議院 本会議 第9号
高石氏といえば、臨時教育審議会の取りまとめ役として、今日の反動的文教行政推進の中心人物であります。口を開けば道徳教育の強化を唱えていたこの人物が、裏ではわいろとも言えるリクルート株の譲渡を受け大もうけをしておきながら、その責任を追及されるや妻に転嫁するなどとは、何と卑劣、まさに教育を語る資格はありません。
高石氏といえば、臨時教育審議会の取りまとめ役として、今日の反動的文教行政推進の中心人物であります。口を開けば道徳教育の強化を唱えていたこの人物が、裏ではわいろとも言えるリクルート株の譲渡を受け大もうけをしておきながら、その責任を追及されるや妻に転嫁するなどとは、何と卑劣、まさに教育を語る資格はありません。
これこそ自民党と政府が憲法の教育を受ける権利と教育基本法の精神を踏みにじって強行してきた反動的文教政策のおそるべき結果でなくて何でありましょうか。
今日、わが国の教育は、自民党政府の反動的文教政策のもとで、授業についていけない子供の激増、受験地獄の深刻化、子供の非行化、教育費の父母負担の過重、プレハブ教室、老朽校舎など、教育条件の劣悪化等々、教育行政の貧困と荒廃は目をおおうものとなっております。いま必要なことは、学習におくれた子供を出さないこと、一人一人の子供の基礎的な知識や技術の基本を系統的に学習できる教育を保障することであります。
かてて加えて、この一連の文部大臣の反動的文教政策に抵抗し、真の民主教育を確立し、子を持つ親の教育権より発するその負託にこたえ、その教育のひずみを正すために懸命な努力を続けている教師、そうして教師みずからがその生活を守り、失われた権利を取り戻すために、法のもとに許された方法手段をもって要求行動に立ち上がるや、弾圧の暴挙に出る奥野君の行政指導の本質は、つとに君の長い間の官僚生活でしみついた体質であろうと
しかるに、政府・自民党の、教育と研究の場たる大学を自己の欲する方向へ、金と権力、特に機動隊によって屈服せしめようとする態度、大学問題の本質をごまかし、政府・自民党の長年にわたる反動的文教政策を改めることなく、国民の素朴な大学改革の願いを悪用して、大学の自由な教育と研究を法の名において圧殺しようとする政府・自民党の措置は、学生の反対運動を盛り上げる以外何らの効果はなく、真の問題の解決にはなり得ない。
しかし、この反動的文教政策は、外部だけじゃなしに、当然国内の教育行政の面にもあらわれずにはおかないと考えます。 そこで、次に私は教科書検定問題を中心に、政府の教育行政についてお尋ねをいたします。 教科書検定については、先般当委員会におきまして論議され、加瀬委員などから多くの具体的な実例が出されましたので、私はその点はもうあまり繰り返しません。
第三に、反対に政府、自民党、文部省は新憲法と教育基本法に反して、教育に対する干渉、統制をますます露骨にしているばかりでなく、政府の反動的文教政策に反対して戦っている日教組や共産党など人民の憲法擁護の行動に対して、これを外部からの教育への干渉と称して弾圧を加えているのであります。
御承知の通り、勤務評定は、愛媛県における教員給与の問題に端を発し、その後にわかに、政府が道徳教育と並んで重要な文教政策の一つとして取り上げたものでありますが、日教組はこれに対して、勤評は日教組の分断作戦であり、究極的に、教育の中央集権化、逆コースをねらう反動的文教政策の一環なりとして、全国五十万の組織の全力をあげて反対しているのであります。
教育委員の任命制、勤務評定の強行、道徳教育の実施等、反動的文教政策の樹立を計画し、自衛隊の増強と核武装への準備、機密保護法の立法化、前回の警察法の改正と今回の警職法の改正など、その背後にひそむ意図が那辺にあるか、明瞭であります。
戦後の日本のとうとい民主教育は、大達文相以来、政府の取り来たった反動的文教諸政策によって、風前のともしびの姿にあります。私たちは、とぎすまされた知性と、落ちついた勇気をもって、民主教育の頽勢挽回を願うものでございます。
自来、労働運動を弾圧し、反動的文教政策を強行しております。この政府の挑戦的態度に対しては、はなはだ遺憾とし、強く抗議をするものであります。(拍手)しかしながら、社会党も、求められた対決でありまするから、受けて立たなければならぬと私どもは覚悟しておるのであります。(拍手)また、いつでも受けて立つつもりであります。
四 憲法改悪、再軍備増強を柱とする岸内閣の国内政策は、もつぱら独占資本に奉仕して経済危機を招き、 他方、労働者弾圧、反動的文教政策となつてあらわれている。