1976-10-28 第78回国会 衆議院 懲罰委員会 第3号
これを弾圧した旧憲法と治安維持法の反動的体制こそ、人類普遍の原理に反したものであり、現憲法で排除されたことは国民だれもが知っているところであります。 しかるに、民社党春日委員長も、公明党矢野書記長も、暗黒政治を告発するのではなしに、逆にこれと闘った日本共産党と宮本委員長らにもっぱら攻撃の矛先を向けていることは、平和、民主憲法下の政治家として憤激にたえないところであります。
これを弾圧した旧憲法と治安維持法の反動的体制こそ、人類普遍の原理に反したものであり、現憲法で排除されたことは国民だれもが知っているところであります。 しかるに、民社党春日委員長も、公明党矢野書記長も、暗黒政治を告発するのではなしに、逆にこれと闘った日本共産党と宮本委員長らにもっぱら攻撃の矛先を向けていることは、平和、民主憲法下の政治家として憤激にたえないところであります。
政府は、こういうふうな危険な方向を進むために国内の反動的体制の道を目指しておる、これはいよいよ明白になったと思います。(発言する者あり)憲法に違反し、日本民族を危機に陥れるこのような道を私は厳しく糾弾をいたしまして、質問を終えたいと思います。
多数になれば幸いでありまするが、多数にならなければ八年、そのとき初めて勝ちを制するということがありましても、私は日本の反動体制と申しては失礼かもしれませんが、まず教育法案についても、公選制をやめて任命制に直す、憲法も改正して軍隊を公然と置くようになる、あるいは徴兵制もしかれる、あるいは内務省が復活してきまして、必ず今に知事の任命制なんというものも出てくるでありましょう、あらゆる面にそういう復古的、反動的体制