1950-04-30 第7回国会 衆議院 本会議 第45号
この檄文によつて、各収客所における反動分子摘発闘争は一段とはげしさの度を加えたといわれています。 菅証人によりますと、帰国の時期が適当でないと認める者の内申の権限を、民主グループ時代は専門部員、反ファシスト委員会時代は中央委員会にソ連当局から與えられていたのであります。
この檄文によつて、各収客所における反動分子摘発闘争は一段とはげしさの度を加えたといわれています。 菅証人によりますと、帰国の時期が適当でないと認める者の内申の権限を、民主グループ時代は専門部員、反ファシスト委員会時代は中央委員会にソ連当局から與えられていたのであります。
そこでその悲惨な状態にいる抑留者の方々が、お互いにみな帰りたいものだから、民主運動に参加するようた形勢になるでしようが、お互いがスパイをし合うような形になつて来ておつたと思うが、その反動分子摘発闘争の実態について、少し聞かしていただきたいと思います。