1949-06-25 第5回国会 衆議院 海外同胞引揚に関する特別委員会 第10号
これを今になつて倭島さんがどこに尋ねて行つていいやらわからぬというようなことを言われるのであるならば、そんなわかりもしない、ややこしいものを何で責任を負うて、われわれと口をとがらすようなことを言つて、反共宣傳の親分とならなければならないか。これを承りたい。
これを今になつて倭島さんがどこに尋ねて行つていいやらわからぬというようなことを言われるのであるならば、そんなわかりもしない、ややこしいものを何で責任を負うて、われわれと口をとがらすようなことを言つて、反共宣傳の親分とならなければならないか。これを承りたい。
在外同胞の委員会が反共宣傳を中心にして運んでおる。吉村隊事件の場合において、現実の状態が的確に掴み得ないのにそういう方面に対して、引揚問題を中心にしてではなくて、反共宣傳の方向に利用されて來ておる。
第二に、念のためお聞きしたいことは、外務省で実際働いている官吏の中に、特に外部の特殊な雜誌なんかと関係して、これは私たちと直接関係がありますけれども、反共宣傳を盛んにやつておる人があるというようなことも聞いておりますが、こういう人がおるのかどうか。これについては一体どういう処置をとつているか。今後もやらせるつもりか。もし必要があれば、私たち具体的の実例がありますから……。