1997-02-28 第140回国会 衆議院 予算委員会 第21号
そこで、私は、例えば新進党に対して、オレンジの友部容疑者を公認し、そしてまた、この順位を上位に置いて当選を確実ならしめた、これについて与党の皆さんからも国民の皆さんからも、けしからぬじゃないか、こういうおしかりを受けているわけでございます。ところが、これについて、言うならば、友部は詐欺師です。人をだますのが仕事です。
そこで、私は、例えば新進党に対して、オレンジの友部容疑者を公認し、そしてまた、この順位を上位に置いて当選を確実ならしめた、これについて与党の皆さんからも国民の皆さんからも、けしからぬじゃないか、こういうおしかりを受けているわけでございます。ところが、これについて、言うならば、友部は詐欺師です。人をだますのが仕事です。
そしてまた、一層政治への不信を募らせていると思うのでありまして、友部容疑者一人のみならず、我々国会、そしてまた議員全体の問題として、この国会に籍を置く私どもは反省しなければならないのではなかろうかと思っております。
次に、やはり議会政治の根幹にかかわる問題でありますが、今回の問題で、友部容疑者が新進党の比例代表の公認であった。それについて、私は、公選法違反ということを視野に入れて捜査当局は捜査に着手しているものと期待しております。
そして、その公党を信じて、結果、友部容疑者が国会議員になったわけであります。その友部容疑者が国会を侮辱し、国民をないがしろにする行為、それに加担した政党があるとしたならば、断じて許してはならない。徹底的に捜査をされることを重ねて要求申し上げる次第であります。
実は、これはきのうの東京新聞なんですが、友部容疑者から当選お礼に二百万円接待を受けた、細川元首相とか初村謙一郎前衆議院議員が参議院選から一カ月後の一昨年の八月末、さる某所においてそうした接待を受けた、こういうことが言われておるわけであります。非常に事細やかに記事が出ておるわけでありますが、こうした事実は捜査当局においても当然つかんでいるかと思いますが、その点、どうでしょうか。
友部容疑者から、21世紀青少年育英事業団の財団設立について文部省に相談がなされたようでございます。さすが文部省はこれに対しまして適切な対応をされたようでございまして、財団設立はできなかったようでございます。結構でございました。 さて、そこで、設立趣意書によりますと、こういうことが書いてあります。
新進党の比例代表選挙の順位決定につきましては、細川氏が二月五日の記者会見で、細川氏が責任を持つ日本新党枠に候補者として友部容疑者を入れたこと、その日本新党の枠の候補者を新進党全体の候補者の中で順位を決定したこと、最終的には党首と幹事長に一任したが、実質的責任者の幹事長のところで決まったんだと思うと述べています。
友部容疑者の参議院選挙の立候補に当たって、九五年七月四日、都内のホテルで、オレンジ共済の総会を兼ねた励ます会が開かれております。この集会には細川、海部元首相が出席をし、細川氏は、比例区の中で、新進党の中でいいポジションが得られるよう、全力で努力させていただきたいとあいさつをしております。これはテレビでも放映をされております。
それから、オレンジ共済の友部容疑者にも会ってきまして、ここに持っているのは出す前の資料なんですけれども、それを全部、保険.一課長との電話の話の中で、じゃとにかく送ってくださいということで、それで送ったんだそうです。
ところが、九五年というのはまさに参議院の選挙がありまして、実は私が聞いておりますところでは、本当に九五年でもう警視庁がかなり動いていたんだけれども、その九五年の夏で友部容疑者が国会議員になった、参議院議員になったということで捜査当局の動きがやはり一度ストップしてしまったというような事実があるわけですね。
政治的な問題はどういうことかというと、まずこの友部容疑者は最初に年金党という政党をつくって、そして年金会という政治団体の届け出を自治省にしまして、その年金会の規約の中に実は共済事業をやることができるということを書いているわけですね。しかも、この年金党なり年金会というのは、選挙のときの公約を見ますと、公的年金の倍増ということをやはりスローガンに掲げて、最初は独自に選挙をやった。