1999-02-10 第145回国会 参議院 本会議 第4号
特に、外務委員会に所属してきた私は、核兵器の完全廃絶、軍備縮小、軍事同盟を廃棄して非同盟中立の実現と、さらに、いかなる国の覇権主義にも反対し、他国に干渉せず、また、他国からの干渉を許さず、主権を尊重して平等互恵の関係の確立を重視し、国際平和と諸国との真の友好的発展のために微力ながら努めてまいりました。
特に、外務委員会に所属してきた私は、核兵器の完全廃絶、軍備縮小、軍事同盟を廃棄して非同盟中立の実現と、さらに、いかなる国の覇権主義にも反対し、他国に干渉せず、また、他国からの干渉を許さず、主権を尊重して平等互恵の関係の確立を重視し、国際平和と諸国との真の友好的発展のために微力ながら努めてまいりました。
第二に、十年辛苦の結果としての友好的発展が今急激に全面的な破綻に直面したのでありますが、この破綻が、吉田内閣のときに起らず、鳩山内閣の時代にも石橋内閣の時代にも起らず、岸内閣の時代に起ったということに、私どもは注目しなければならぬと思います。 以上の事実から、第一に日中交流の全面的断絶の原因が民間側になかったということは、私は断言して差しつかえないと思います。