1966-07-15 第52回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
いま三人の方からお話がありました件、もうちょっと正確に確かめておきたいのでありますが、二つの事件、つまり裁判権移送事件の二つの中身なんでありますが、一つは宮古島城辺町というのですか、ここで立候補されて最高点で当選された友利隆彪氏、こういう方が、中央選挙管理委員会がアメリカの布令の琉球政府章典第二十二条の一、重罪または破廉恥罪を犯した者は、特赦がない限り被選挙権がない、これに該当するとして失格を宣告した
いま三人の方からお話がありました件、もうちょっと正確に確かめておきたいのでありますが、二つの事件、つまり裁判権移送事件の二つの中身なんでありますが、一つは宮古島城辺町というのですか、ここで立候補されて最高点で当選された友利隆彪氏、こういう方が、中央選挙管理委員会がアメリカの布令の琉球政府章典第二十二条の一、重罪または破廉恥罪を犯した者は、特赦がない限り被選挙権がない、これに該当するとして失格を宣告した
○岩間正男君 このあとの友利隆彪氏ですがね、社会大衆党で、たしか野党——人民党、社会党の三党のこれは共同統一候補だったですね。宮古島の一部から成る一人一区の小選挙区から立法院の選挙に出馬して最高点になった。開票してもう当選を決定する寸前に、琉球政府中央選管から、失格を通告されたという、これはまことに異例な問題なんですね。
その一人が友利隆彪候補でございます。この人は、その失格宣言の理由といたしましては、前に立法院議員選挙の際に、立法院議員選挙法第百八十二条、選挙の投票の自由妨害というような件で、罰金五十ドルに処せられておるわけでございます。ところが、この人は宮古の城辺町の町長でございます。