1963-06-06 第43回国会 衆議院 法務委員会 第20号 そしてなおぐずぐずしていたのでありますが、昭和三十五年二月に、前の参議院議員坂本昭氏が坂本清馬氏と同郷関係からこの事件に取り組むようになり、その御努力によって「大逆事件の真実をあきらかにする会」というのが生まれ、それが再審請求の推進役となりまして、弁護人十人も坂本清馬氏の意向できまり、一年間の研究の後、昭和三十六年の一月十八日に東京高裁に再審請求を出すようになったのであります。 森長英三郎