1999-12-14 第146回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
○町村議員 銀行のことは後ほど申し上げますが、その前に、政党支部の話ですけれども、これは私は、平成六年一月六日、参議院政治改革特別委員会、ここで我が党の関根則之君が大変緻密な議論を展開しておられます。多分委員もお読みになったんだろうと思います。
○町村議員 銀行のことは後ほど申し上げますが、その前に、政党支部の話ですけれども、これは私は、平成六年一月六日、参議院政治改革特別委員会、ここで我が党の関根則之君が大変緻密な議論を展開しておられます。多分委員もお読みになったんだろうと思います。
平成六年一月十日、参議院政治改革特別委員会で、鈴木貞敏委員が、小選挙区で否決された者が比例区で当選するのはどういうことですかと疑問を出されております。また、平成六年六月二十日、衆議院政治改革特別委員会で、唐沢委員から、選挙区で、例えば五人の立候補者があって、一位は小選挙区で当選する、二位、三位、四位は落選して、五位が比例代表で当選することがあり得るのかどうか。
連立政府の一部には、このことを少数意見の切り捨てであり絶対に認められないという意見があるやに聞いてはおりますが、さきの参議院政治改革特別委員会におけるこの公聴会開催に関する委員会採決はいかがだったんでしょうか。報道によりますと、賛否同数であったと聞いております。このことは少数意見の切り捨てどころの状況ではなく、半数の国民の意見を切り捨てたと言わざるを得ないのであります。
この参議院政治改革特別委員会の定数は三十五人という奇数ですから、十七対十七という同数になったとき委員長の決裁権行使により議決が可能になりました。もし三十四人という偶数だったら、どうなっていたでしょうか。委員長は最初の議決で投票しないという慣行になっているようでありますから、緊迫しておるとき、委員長を出している側の案が少数で否決という結果を招来することになります。
政治改革法案は、去る十八日に衆議院を通過した後、いまだに参議院政治改革特別委員会で審議入りいたしておりません。どんな理由があるにせよ、国民の目にはわかりにくい形になっております。良識の府としての参議院のあり方を問われていることを私は極めて憂盧いたしております。一刻も早く実質的な審議に入ることが必要であり、一日も早い成立が望まれているのでございます。