2004-05-25 第159回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
これは、傘下団体から買上げ申請のあった牛肉を、和牛、和牛去勢、和牛雌、乳牛、乳牛去勢、乳牛雌の六種類に分類して助成金を受け取ったんですね。しかし、この畜種に関係なく、一律に一キログラム当たり千四百八十円で傘下の三団体で分配してしまったわけですよ。本来、和牛ならば一キログラム当たり千八百七十九円、乳牛去勢ならば一キログラム当たり千二百四円、これで配分しなきゃいけないわけですね。
これは、傘下団体から買上げ申請のあった牛肉を、和牛、和牛去勢、和牛雌、乳牛、乳牛去勢、乳牛雌の六種類に分類して助成金を受け取ったんですね。しかし、この畜種に関係なく、一律に一キログラム当たり千四百八十円で傘下の三団体で分配してしまったわけですよ。本来、和牛ならば一キログラム当たり千八百七十九円、乳牛去勢ならば一キログラム当たり千二百四円、これで配分しなきゃいけないわけですね。
しかし、この中身を見て、よほどの名人じゃない限りその内容が雄の和牛なのか去勢和牛なのかとか判断なんかできないわけですよね。これ事実上非常に難しいわけですね。では、その箱やパックの表示でもってこれを判断するかとなると、ここはもう御承知のように続々と偽装表示が相次いで大変な混乱を巻き起こしたわけですから、ここのところも非常に信頼感がないと。
当時からですけれども、いわゆる和牛ですね、去勢和牛については、差があるとはいえ、大体生産者、枝肉価格の方が去年の八月から比べて大体九掛けぐらいで、生産者は九五プラスマイナスですかね、そんな感じがずっと続いておりますから、まあこれはこのぐらいかなというような感じがいたしますけれども、ほかの乳用種の去勢あるいは交雑種の去勢は、たしか私が前回質問したときは三〇、四〇だったような気がいたします。
しかし、肉だけ見て、雄和牛と去勢和牛の違いとか雌和牛と去勢和牛の違い、あるいは和牛と乳用牛の違い、雄乳用牛と雌乳用牛の違い、こうしたことは本当にこれ分かるんでしょうかね。分からないとすれば、どういうふうにしてこの種別の特定を進めるんですか。
これは、私ども、例えば今年の一月、二月の成牛の屠畜頭数は、実は、例えば去勢和牛で見ますと、一月は前年の一〇九%、それから、成牛全体で見ますと、二月は一〇六、三月は三月半ばまで一〇九ということで、実は二月、三月は成牛の屠畜頭数が前年より多いというような状況にもございます。そうしたもろもろの要素を踏まえて、先ほど来、先生がおっしゃったような価格水準が基本的に形成されているのだろうと思います。
それと、一番上のやつがこれはいわゆる去勢和牛で、それの右側がそれの小売価格と読んでいいというふうに私は伺っております。下の方は、乳用種の去勢とそれから交雑種の去勢、これが小売価格が右の方にこう並べてある。 こういうあれなんですけれども、生産局長、これ大体生産局はこういうふうな認識をされているということでよろしいんですね。
時間もございませんので、次に、去勢和牛の肥育経営についてお伺いします。 ここ一、二年の収益性が減少傾向にございますが、いかがお考えでしょうか。また、今後の見通しをお示しください。
また、肉用牛については、県や肥育農家等の努力の結果、主要市場における枝肉取引規格での上物率の高さ、大阪、兵庫を中心に主力産品である去勢和牛の出荷拡大により、「佐賀牛」が銘柄牛として定着しつつあるとのことであります。 林業については、県土の四五%を森林が占め、二万八千余戸の林家戸数のうち農家林家が九割近くであり、農業との複合経営となっております。
今回、新しい規格、新しく一本化されました価格安定の設定によりますると、和牛と去勢和牛、乳雄との区別なく一本で表示をするということになりまして、今後の市況動向いかんにもよりますけれども、私どもが今諮問してお諮りしている水準でまいりますと、価格安定帯と乖離をしてどうしようもないというようなことは起こらないであろうというふうに期待しております。
○中村(巖)分科員 最近伝えられているところによりますと、今度農水省の方でも今までの安定価格帯について去勢和牛とその他の去勢牛という二つのものを一本に統合する、それから牛肉の格付の問題を変更をするということで、最も流通量の多いものに焦点を当ててそれを中心価格帯にしていくんだ、こういうことでございますけれども、それによって輸入牛肉の価格は下がるということを期待していいわけでしょうか。
六十二年度の指定食肉の安定価格につきましては、中長期的視点に立ちまして肉畜経営の健全な発展を図るために、円高や飼料穀物の国際需給を反映した飼料価格の値下がり等によりまして生産費が低下していること、それから規模拡大等により生産性が向上していること等の事情を考慮いたしまして、安定帯価格の中心水準で申しますと、去勢和牛につきましては二・一%、その他の去勢牛につきましては六・四%、豚肉につきましては一五・四
その内容でございますが、まず種類が去勢和牛、その他の去勢牛、豚肉というのが対象になるわけでございますが、中心価格で申し上げますと、前年度に比べまして去勢和牛が二・一%の引き下げ、その他の去勢牛につきまして六・四%の引き下げ、豚肉につきましては一五・四%の引き下げということでございます。
ところが、ここ一年間の資料をいただきましたのでこれを見ますと、この牛肉の去勢和牛というのは六十一年で見ますと、これは上位価格を十一カ月にわたって全部上回っているんですね。そして三月という一カ月だけが上位価格からわずか二円低かったということなんです。
そしてまた特にその中で牛肉の問題について御指摘があったわけでございますが、御指摘のとおり、現在の牛肉についての価格安定制度を私どももって運用しておりますが、その状況下で最近の国内産の牛肉価格の動向を見ますと、去勢和牛肉が私どもの設定をいたしました安定価格帯の上位価格を若干上回るレベルで昨今推移していることも事実でございます。
この去勢和牛につきましては昨年の八月からほとんど上位価格を突破しているわけですね。これはもう、畜産物の価格安定に関する法律とおっ しゃったけれども、それの四十一条に違反しているんだと思うんです。それから並のあれですね、その他の去勢牛肉というものも、もう上限価格に張りついた形なんですよ。一度だって中位価格を下回って下限の方に近寄ってないんです、ここのところずっとこの一年。
内容は、去勢和牛肉は据え置き、その他の去勢牛肉は二・三%の値下げ、豚肉は五・六%の引き下げ、それから乳価はキロ当たりおよそ四円の引き下げである。引き下げ諮問をしたのは初めてのことであろう、こう思うのであります。
例えば日本の牛肉でございますが、去勢和牛でございますけれども、五十年度卸価格を一〇〇といたしますと五十九年度で一一三、卸売物価指数はその間に一三三ということで二〇ポイントぐらい下回っております。
○瓜生説明員 価格そのものの件に関しましては今政務次官からお答えいたしましたように、私ども需給実勢方式をとっておりまして、そして去年からことしへかけてのそれに織り込むべき要素を織り込んで試算をいたしますと、去勢和牛肉、その他去勢牛肉、豚肉、いずれもごくわずかな動きでございますので、この時点で今の置かれている状況あるいは消費地、消費者の動向などを考えますと、しかもこれが市場で価格が形成される場合の一つの
○中林委員 振興を図るために力を入れるとおっしゃるわけですけれども、昨日の答申、その前に出されました農水省の食肉安定価格に対する諮問、そして農水省のこの価格に対する方針を見ますと、四年連続据え置きだということで、これではとても振興という先ほどの大臣の答弁とは相反する、大変なものだと思います、しかも去勢和牛の場合は、農水省の計算方式で出てきたこの試算値をすら値切る、そういうものになっているわけですね。
最近の傾向を見ますと、今先生御指摘のように、去勢和牛にいたしましても乳用雄牛にいたしましても、肥育期間が長期化している傾向がございます。長期化をいたしますと体は大きくなりますので、一見何かいいような感じがするかと思いますが、やはりその間、えさ、飼料代は余計かかることになります。
これを見まして、その中の去勢和牛肉について持つ疑問を……。 安定価格は一・九%アップしております。にもかかわらず据え置きの数字が出る根拠は一体何なのか、これが一つです。そのいきさつ、真相を語ってもらいたい。
したがいまして、例えばことしで申しますと、試算をいたしました去勢和牛の中心価格がキロ当たり千六百三十八円八十一銭という試算があるわけでございますが、それを中心にしまして上下一三%開きました数字、それは端数がつく小さな数字でございますが、価格安定帯ということで表示をいたします場合は、中心のいわば中心価格の動きが大変小さい。
○国務大臣(山村新治郎君) 先生、この去勢和牛肉が一・九%アップしているのに据え置き諮問したのはどういうことかということですが、ちょうど昭和五十九年度の指定食肉の安定価格の試算値、これは中心価格で去勢和牛肉が一・九%の上昇、そのほかの去勢牛肉では〇・一%の低下、豚肉では〇・二%の上昇ということになっております。
一つは、去勢和牛肉その他去勢牛肉は生産費パリティ方式で、豚肉は需給実勢方式を採用、いずれも昨年どおりの方式で算定している。これらの方式はいずれも農家が過去において実際に販売した価格を基準にしており、再生産ができるという裏づけはなく、また所得を補償するという考え方に依拠しない算定方式であるというのが第一点ですね。
ですから、そういう大きな期待のもとに、農民の方も、指定食肉の安定価格は生産費、所得を補償し、その生産振興と酪農及び肉用牛、養豚経営の安定を図るための価格とすべきである、そういうことで御承知のように去勢和牛肉その他の去勢牛肉、豚肉というふうに農民の要求が出ていたわけであります。しかし、その期待と全く裏腹に、きょう出された諮問案は昨年度と全く据え置きという価格が諮問されているわけであります。
計算の内容といたしましては、従来どおり需給実勢を基準とする方式を採用いたしまして試算をいたしておりまして、去勢和牛につきましては中心価格で一・九考の上昇、その他の去勢牛肉につきましては〇・一%の低下、豚肉につきましては〇・二%の上昇というふうに計数的には試算が行われておるわけでございますが、いずれも小幅でございまして、価格安定帯という趣旨から申しましてこれを変更するほどの変化ではないというふうに考えて
○谷野説明員 ただいま御指摘のように、去勢和牛につきましては、この三つの中では一%強ということで上昇率が最も大きいわけでございまして、御指摘のような計数につきましては私どもも試算でお示しをしているわけでございます。
○石川(弘)政府委員 御指摘のとおりの実情でございまして、実は私ども家畜改良増殖目標を掲げました際にも、肥育期間の適正化ということを掲げてその指導をしてきたわけでございますが、いま先生からも御指摘のありましたサシ志向と申しますか、比較的高級志向ということもございまして、ここ数年出荷月齢は延び、出荷体重も増大する、特にその傾向は高級と言われます去勢和牛において顕著でございます。
第一は、指定食肉である去勢和牛牛肉「中」、それからその他の去勢牛牛肉「中」の卸売価格が昭和五十四年から五十五年にかけての時期に安定帯を超えておりまして、その間、事業団が保管牛肉の放出を行ったのでありますが、価格引き下げの効果が十分に上げられ得なかったと認められる状況があったということでございます。
昭和五十七年度の畜産物の行政価格について系統農協の要求する価格は、すでに先生方に要請書を配付さしていただきまして、お目通しをいただいておりますように、加工原料乳保証価格につきましては、現行より一〇・九%引き上げのキロ当たり九十八円五十四銭、指定食肉の安定価格について中心価格で申しますと、豚肉が現行価格より五・七%の引き上げ、牛肉は、去勢和牛肉が八・八%、その他去勢牛肉が三・六%の引き上げという要求をいたしております