1985-04-02 第102回国会 参議院 建設委員会 第7号
○政府委員(滝沢浩君) 国鉄再建法の枠組みの中でできるだけ地域の実情を参酌してもらうように努力はしておるわけでございまして、具体的に申しますと、先生先ほど申されました二十二線のうちで四線については厳冬季の交通の確保が十分かどうかということで現在運輸省を通じて調査をしてもらっているという状況にもございますし、それから全部廃止するかどうかということではございませんで、国鉄経営による鉄道というのを転換するという
○政府委員(滝沢浩君) 国鉄再建法の枠組みの中でできるだけ地域の実情を参酌してもらうように努力はしておるわけでございまして、具体的に申しますと、先生先ほど申されました二十二線のうちで四線については厳冬季の交通の確保が十分かどうかということで現在運輸省を通じて調査をしてもらっているという状況にもございますし、それから全部廃止するかどうかということではございませんで、国鉄経営による鉄道というのを転換するという
そのために十二月から一月にかけての寒いときには、御承知のように着ぶくれて電車に人が入らない、死人も出る、こういう状態が毎年々々厳冬季には続けておるのですよ。なぜかというと、宅地造成の罪ですよ。平面的な宅地造成の罪ですよ。何らそういう輸送機関その他の問題も考慮しないで、ただ作ればいいのだと思って作らしておる。
ことに厳冬季におきましては、全山氷結いたしまするので、斜面は一歩誤れば数十メートル転落することは必至であります。生命の危険さえも感ぜられるわけであります。この交代時の上り下りのほかに、観測所における仕事も大へん困難なものが多いようであります。
かくて昨年の十二月、ハバロフスクはいよいよ零下三十度ないし零下四十度の厳冬季に入る時期に当りまして、先ほどお話しがありました通り、からだが弱いので収容所の中に置いてあったところの老人並びに病弱者を、約三回にわたりまして八十名くらいの人間を野外の労働に出すように命令がありました。
しかも、これから厳冬季に向って参りますが、冬越しということは、非常に重大な問題であります。一冬越すごとに、非常に健康をそこなう者が多く、死亡者がたくさん出ます。ことに、これからもう九月になりますと、だいぶ寒くなりますが、この気候になって冬越しということになりますと、もう一度、向うにおる者はぞっとするのであります。