1991-04-24 第120回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
研究会におきましても、来るべき国際化に向けての生産地対策や競馬番組の門戸開放、厩舎制度の問題が取り上げられましたが、どうも国際化対策といいますと、助成措置とか施設の整備、生産農家の経営強化といったようなことが挙げられるようでございます。 しかし、素人の私が現場に入らせていただいて感じましたのは、そうした問題と同じくらい大切なのが人づくりではないかということでございます。
研究会におきましても、来るべき国際化に向けての生産地対策や競馬番組の門戸開放、厩舎制度の問題が取り上げられましたが、どうも国際化対策といいますと、助成措置とか施設の整備、生産農家の経営強化といったようなことが挙げられるようでございます。 しかし、素人の私が現場に入らせていただいて感じましたのは、そうした問題と同じくらい大切なのが人づくりではないかということでございます。
例えば、レースの充実面とあわせまして競馬施行面での一層の公正の確保を図るための問題、また、先ほどちょっと申し上げましたが、クラブ法人馬主の適正な運営の確保等々、また、これは先ほどの先生の御指摘にもありましたように、中央競馬会での適正な運営の確保、あるいはまた、そういうものの推進に努めますとともに、また、厩舎制度の改善なりいろいろございますが、こういうものにつきましては、公正確保につきましてはやはり一番重要
もう一つ重要なのは、いわゆる厩舎制度、馬主制度を含めた競馬サークルの改革、近代化の問題なんですね。この中には雇用問題、身分問題、今度の春闘の中でもあった調教助手の位置づけの問題等々、基本的な、やらなくてはいかぬ問題がいっぱいあると思うのです。
それから、クラブ法人馬主の適正な運営の確保なり、また、日本中央競馬会の適正な運営の確保ということも含めまして図っていきたい、この推進を努めるということのほかに、また、厩舎制度の改善なり場外発売所の設置基準のあり方等についても検討していきたいというふうに考えている次第でございます。
○岩崎政府委員 確かに厩舎制度全体としていろいろな問題があることも事実でございます。これにつきましては、若干古くなりますが、昭和五十一年の中央競馬会の運営改善懇談会で、厩舎制度全般にわたりまして厩舎間の競争制の一層の促進、厩舎運営の活性化、休日制度の問題等の諸問題が指摘されておるところでございまして、現在中央競馬会において引き続きその改善に取り組んでおるということでございます。
退職金等の不利益救済策、公務員住宅の省庁間の配分アンバランス是正問題等で質疑があり、同和対策では、特別措置法の期限延長問題と未指定地区を含めた残り事業の予算化の問題、部落地名総鑑の未回収問題、差別的発言規制のための罰則制定等の問題で質疑があり、さらに戦後対策としては、従軍看護婦に対する援護措置及び戦後のソ連抑留者に対する救済措置等について質疑があり、このほか公営競技会の一元化と益金の公正配分、賞金、厩舎制度等
その点については、先ほど来お話ししておりますように、厩舎制度の問題の一つとして、そういうことのないような方向に持っていきたいという努力をしております。 それから、美浦の問題ですが、これは御存じだと思いますが、関西の方にはすでに栗東というところにトレーニングセンターがございまして、そこから阪神なり京都なりへ馬を競馬のある日に運んでやるという制度になって、非常にうまくいっております。
そこでやっておりますことは、いまおっしゃられた厩舎の制度ですとか、あるいは賞金の問題ですとか――厩舎の制度の中には当然調教師さんの問題も入りますが、そこで御議論をいただいて、厩舎制度についてはある程度の御答申を得て、それに基づきまして、諸種の改善を私どもの方でも図っております。
まさにその点が現在問題になっているわけでございますけれども、この解消の問題といたしましては低質馬がかなり多い、それが限られた馬房等のキャパシティを占めておる、こういったことが一つの要因になっているということがございますので、中央競馬会等の運営審議会等の懇談会におきましても厩舎制度を、これだけではございません、いろいろ改善すべき点があるわけでありますが、その中の一つとして、こういった低質馬を淘汰する。
○相沢武彦君 厩舎制度についてでございますが、現在の中央競馬においては、厩舎事情が需給関係において非常に逼迫しておるということは周知の事実であります。しかし、半面入厩馬の中でも非常に質の低い馬も多いということはよく聞かされております。
そういう直接的なことのほかに、騎手の免許をはじめ調教師の免許とか、あるいは馬主の登録、あるいは厩舎貸し付けの方法等、厩舎制度につきましていろいろ改善をしていく必要があるというふうに考えております。さらに不正予防措置の強化とか、あるいは制裁、不正をおかした場合の制裁を強化していくというようなことも必要ではないか。
〔委員長退席、綿貫委員長代理着席〕 ただ、厩舎制度の問題あるいは賞金問題とも非常に関連する問題でございますので、その他、きょうはお話出ませんでしたけれども、いわゆる畜産公害の問題とか、現在中央地方の競馬がかかえております問題は非常に複雑であり、しかも基本的な問題について社会的な関心も非常に強く持たれて、その改善方が要望されております。
○原(茂)委員 であるとすれば、専務さん、少なくとも雇用者である限り、一々厩舎制度改善協議会に相談をして、中央競馬会の助成金を当てにし、馬主協会から出してもらうお金を当てにし、それからまた賞金の一部、売り上げの一部が入ってくる調教師会に対するお金を当てにしといってくしゃくしゃにまぜないで、現に法律上も雇用主である限り馬手の要求にこたえ、雇っている限り十分に生活させる義務を負っているはずであります。
したがいまして、従来も、厩舎制度改善協議会におきまして関係方面と十分な連絡をとりまして、そうして原資につきましては厩舎制度改善協議会において大体のワクをちょうだいいたしまして、これによって調教師会は労働組合と団体交渉をいたして今日までまいったわけでございます。
なり能力を評価する場合、長年の経験を持っております調教師の援助を受けたいということで調教師がそれに関与する場合があるわけでございますが、先ほど言いましたように他にそういう馬の評価のできるような人はそうおりませんので、事実上調教師の技術供与を受けざるを得ないという実情もございますので、全く売買に——売買をすることは、先ほど来申し上げておりますように家畜商法に違反をする場合が多いことはもちろんのこと、厩舎制度
○澤邊政府委員 家畜の売買は家畜商法によりまして規制をされておりまして、都道府県知事の家畜商の免許を受けた者以外はだめでございますので、調教師も家畜商の免許を受ければ売買ができるということになりますけれども、ただ、いまの厩舎制度との関連もございますので、農林省といたしましては、調教師が家畜商の資格を取って売買をすることのないように指導をいたしております。
○澤邊政府委員 厩舎制度あるいは調教師についていろいろ御批判がある点はわれわれも十分承知しておりますので、先ほど来申し上げております競馬懇談会の検討の中にも重要な項目として入っておりますので、今後外部から批判を受けないように、適正化について十分抜本的に検討いたしまして、懇談会の結果を待って順次実施に移していきたいと思います。
そうなるとやはり悪い厩舎の馬丁というものも調教師もなかなか生活が困難だ、つい馬券に手を出して馬券で勝負をするというようなことも出てくるのですから、むしろ私は国が一つ身分保障をしてやる、最低限度の身分保障は中央競馬会がやるのだ、そこまで踏み切らなければほんとうに因襲の深い封建制度の今の厩舎制度というものはメスが入らぬじゃないか、そう私は考えておるのです。
八、厩舎制度の近代化をはかるとともに、調教師、騎手及び馬丁並びに競馬場従業員等の身分の安定、福祉の向上等をはかること。 右決議する。 昭和三十七年三月十六日 内容は、過半の質疑並びに答弁によりまして明らかでございますので、これを省略いたします。 何とぞ満場の御賛成をお願い申し上げたいと思います。
○中澤委員 きのう、実は競馬の厩舎制度の問題で局長や競馬会にお聞きをしたのですが、厩舎制度の問題というのを抜本的に手を加えないと競馬の明朗性というものはないと思うのです。そこで、今のような賞金制度だけで騎手以下調教師、馬丁全部まかなう、こういう制度というものをいま一度再検討する必要があるのじゃないか。
だからそういうものに一つ根本的にメスを入れて、しかも馬主なんというものは中には不良馬主もおるが、大体金があって道楽にやっている馬主が多いのですから、そういうものはいいとしても、いま少し——何かわれわれにわからないもやもやしたもの、私の言っている厩舎制度以外にも、いずれこの法案が上がるときは大臣も出てくるだろうから、まだ問題点の重大な点、質問事項は残っておるわけなんです。
○石川参考人 厩舎制度の明朗化の問題でありますが、先ほど来決して言いのがれをする気持はありませんけれども、理屈で固めてどんぴしゃり一割り切るということは、実は非常に困難が伴うのでありまして、ただ目標といたしましては、一口に申しますれば近代化一でも申しますか、ともかく調教師が馬丁に支払うべきものは払うのだ、それから馬主は調教師に預託料として適正なものを払っていくのだ、騎手が乗ったら、その騎手がだれであっても
いろいろまだ重大な問題があとに残っておるが、それはまた大臣が来てから総括締めくくりで大臣に伺うことにして、厩舎制度というものが一体今のままでいいのかどうか。きのう稲富君が若干触れましたが、厩舎制度そのものを一体どうするのか。これは畜産局長とそれから競馬会の方々は、私の見るところでは、非常にレクリエーシーョン的に国民のあれとしてけっこうなことだ、現在の社会ではそういうふうにも考えられる。
ことにまた今日競馬場において最も封建的である厩舎制度を改善し、あるいは騎手の身分、こういうことに対してわれわれは十分これを尊重しなければいけないということを主張しておつた。
経営と運営を厳正にやる意味においては、厩舎制度そのものからもうおかしな形で、そして法律そのものも何が何だかちつともわけがわからない。新しく法律学者がこの法人の性格を規定しなければならぬようなものである。それならばなおよけいに国有財産を出資するのですから、経営と運営を厳正にやるのは当然の義務なんですよ。そこでこの欠格条項と兼職禁止にはどうしても馬主を入れなければいかぬ。
もしやるとしても、今封建制の一番ひどいのは競馬の厩舎制度だと思う。七千円くらいのはした金で、馬丁が食つて行けないのはわかつておる。競馬場へ行つてみると、馬丁らしいものが馬券を買つておる。それであれはどこの厩舎の馬丁だ、あれが買うのなら間違いないからというので、わあつとお客がついて行つて買うということがあるのです。だから馬丁は競馬で勝負しておる。
○中澤委員 競馬法をどういうふうにするか、かりに通すとしても、問題は、一番封建制度の強い厩舎制度をどういう形に、たとえば公法人になつた場合でも、これを民主的な制度としてどういう形に持つて行くかということについて、当局の御見解を承つておきたい。