1951-11-26 第12回国会 衆議院 本会議 第19号 この際農業経営内に家畜の導入を増加せしめることができまするならば、厩堆肥等の有機質肥料の増加が可能となり、数百万石の増收が約束されますと同時に、一面においては肥料生産に余裕を生じて、東南アジア等の最も望む肥料の輸出が可能となり、外米の輸入もそれだけ容易となるし、他面においては、いもち等の病害による減收も防止し得て、一石数鳥の効果を発揮することができるのであります。 小笠原八十美