1978-04-13 第84回国会 参議院 大蔵委員会 第13号
そのうち常温貯蔵古米は品質が不安定でございまして、比較的な話でございますが、酒造に当たりましては新米よりやはり精白度を若干高めなければいけないとか、あるいはかすの割合を多くする必要があるとか、あるいは一定量の原米からできる酒の割合が少ないといったような問題があるようでございます。
そのうち常温貯蔵古米は品質が不安定でございまして、比較的な話でございますが、酒造に当たりましては新米よりやはり精白度を若干高めなければいけないとか、あるいはかすの割合を多くする必要があるとか、あるいは一定量の原米からできる酒の割合が少ないといったような問題があるようでございます。
しかし本件は緊急を要しますので、当面はカドミウムを一PPM以上含む原米が生産されると認められる地域、それと近くそういうような状態に達することが明らかな地域というものをこの「政令で定める要件」といたしたいと考えております。
しかし、この問題につきまして微量重金属研究会というものが原米中一・〇PPMまでは安全であるという御意見を厚生省にお出しをいただきました。小林教授の御見解はそれとは相異なっているわけであります。その点が違う、一人違うというふうに申し上げたのであります。
なお、需要の面におきましては、先ほど申し上げました一人当たりの需要量の減少、また人口の増加という問題もいろいろございまするけれども、総体として、私どもこれから迎えるであろうところの四十四米穀年度の需要規模というものは、大体原米で、主食用、工業用合わせましても、大体七百七十万トン程度のものが需要規模になるのではなかろうか、こういうぐあいに推定をいたしているわけでございます。
現地へ参りまして、いわゆる病変米の問題が日本でどうなつておるかということも説明いたさなければなりませんが、それと同時に、現地へ参りまして簡易な、簡易と言いますか、検定試験をこちらから準備いたして参りまして、これを現地の貯蔵状態なり、籾なり、原米なり白米なりというものにつきまして、検定試験をいたしてみまして、それからその結果によりまして、どうやつて参るかということが出てくるかとも期待いたしております。
船の中で発生をした病菌と違つて、もともとその積出しの場合にそういうものがあつたからこそそういうことになり得ると考えますので、伝染拡大するということはあつても、病原菌は原米の中にあるわけでありますから、そういう点についてもう少し責任のある相手方に対する措置を、それぞれの関係筋を通して厳重に規定させ、実行せしめる措置をとるべきである。