また、こうしたところで開発され育成されました品種につきましては、それぞれ種苗管理センターであるとか、沖縄県、鹿児島の原原種農場とかあるいは原種圃におきまして高精系新品種の普及推進を図っております。
なお、茶原種、馬鈴しょ原原種及びさとうきび原原種の生産・配布につきましては、茶原種農場、馬鈴しょ原原種農場及びさとうきび原原種農場等を再編成した種苗管理センターにおきまして実施いたしました。
こういった優良な種苗を普及させていくという見地から、御承知の原原種農場におきます生産とかあるいは原苗圃の設置、こういったものの予算につきましては相対として拡充されてまいっておりますし、また、試験研究の予算というのを私ちょっと手元に資料を持っておりませんけれども、相対で御判断をいただきたいというふうに思う次第でございます。
更に、さとうきび生産の基礎となる健全無病な優良種苗の組織的な増殖を図るため、国のさとうきび原原種農場の整備拡充を図りました。 特産農作物につきましては、新地域農業生産総合振興対策において、地域の実態に即した特産営農集団の育成、簡易な土地基盤の整備、省力機械施設の導入、流通施設の整備、種子馬鈴しょ対策等に助成いたしました。
先ほど申し上げましたような非常に莫大な点数について、種子繁殖性の植物の種子の保存は主として筑波にあります農業生物資源研究所の種子貯蔵施設を中心に保存をしてございますが、例えば芋類だとかコンニャクのたぐいといった栄養系の作物あるいはその野生種、木本性の果樹でありますとかお茶あるいは桑、こういったたぐいのものは貯蔵施設で貯蔵するわけにまいりませんので、これは全国にあります国の試験研究機関、それから原原種農場
○櫛渕政府委員 そういう現状の中で、今後我が国としても早急な遺伝資源の確保が最も重要なことになっておるわけてございまして、これに対して実は六十年度から農林水産ジーンバンク事業というのを予算化をいたしまして、しかもこの事業は全国の各地にございます試験研究機関あるいは原原種農場、あるいは種畜牧場等のこういった非常にたくさんの国の機関の機能あるいは立地条件、こういったものを活用して遺伝資源の保存あるいは特性
いますが、センターは、ジーンバンクと申しましても、動物、植物、微生物、林木、それか ら水産生物、こういった全分野を含めたジーンバンクの事業でございまして、それぞれセンターを設定しまして、そのセンターは遺伝資源の収集から特性評価あるいは保存、それぞれの分野の一元的な管理を行うとともに、データベースとしての役割を受け持つわけでございますし、サブというのは、全国にあります多くの試験研究機関、あるいは原原種農場等
このため、現在、農林水産ジーンバンク事業として、全国各地にある試験研究機関、原原種農場等の機能や立地条件を活用いたしましてその確保に努めております。特に、熱帯、亜熱帯の植物遺伝資源の確保については、熱帯農業研究センター沖縄支所の機能の充実に合わせまして、沖縄さとうきび原原種農場におきましても遺伝資源の保存機能の充実を図ることといたしております。
お尋ねになりました種子対策全般ということになりますと、これは主要農作物種子法の運営以外に、例えばバレイショ原原種農場、茶原種農場、サトウキビ原原種農場、これら農場によります種苗の供給についての農場の運営費とか、それから作目ごとに、例えば具体的な例で申し上げますと果樹、花卉、そういうものについては、例えば果樹の品種等の更新のための対策とか、そういう関係でいろいろ作目別に種苗対策を講じております。
○政府委員(関谷俊作君) お茶の農場は現在三つございますけれども、この総務庁の御指摘自身は廃止というところまではございませんで、まさに茶の原種農場であるにもかかわらず、その農場から出ました苗木が、原種じゃなくて、すぐ生産過程に回るとか、極端な場合にそういうふうな機能を果たしているので、本来の原種農場に徹すればもっと小さくてもいいんじゃないかというようなことでございます。
この事業の中では全国的な遺伝資源センターの機能を筑波にありまする農業生物資源研究所に置きまして、北は北海道関係の試験研究機関、南は沖縄にございまする熱帯農業研究センターの沖縄支所、それからさとうきび原原種農場が国頭部にございますが、こういった国の機関をネットワークとして活用いたしまして、今先生が御指摘の熱帯、亜熱帯の関係の遺伝資源の確保につきましては、現在のところ私どもとしては、熱帯農業研究センター
それから推進体制でございますが、この遺伝資源を集めて分類し、それから固定をし、さらに保存、増殖するということは非常に広大な土地なりあるいは人数、マンパワーが要るということもございますから、施設が必要ということもございますので、全国各地にあります試験研究機関なりあるいは原原種農場とか種畜牧場あるいは林木育種場といったような農林水産省の関係機関を挙げまして、それぞれの立地条件を活用してこの事業を進めていきたいというふうに
く北海道から沖縄までの私どもの持っているいろいろな機関、施設を活用しまして今後充実を図るという構想がございますけれども、こういった中でも沖縄につきましては、先ほど申し上げました熱帯農業研究センターの沖縄支所におきまして、熱帯、亜熱帯の新作物の探索、導入、調査、こういったことを今日までもやっておりますけれども、さらに充実をさせていきたいということでございますし、さらには沖縄にありますサトウキビの原原種農場
現在よりもより早熟で、しかも糖分含量が高く、さらに収量も多い優良品種の開発に取り組んでおりまして、また新しい品種ができましたならば、その優良種苗の供給ということにつきまして種子島に原原種農場というものを設置いたしまして、そこから健全無病な優良種苗を安定的に供給できるような体制をとっております。 このようにいたしまして、今後とも単収の向上には積極的に取り組んでまいりたい、かように考えております。
原原種農場をつくったと言っても、これは当然のことであって、むしろサトウキビ試験場というのは沖縄にあってあたりまえの話なんです、常識から言っても。鹿児島の方に怒られるかもしらぬが、種子島にいつまでも置いておく必要はない。
そこで結びとなりますが、これはサトウキビにしてもそうなのですが、農業全般に言えることですが、今後も、パインの振興措置にしても農業振興にしましても土地基盤の整備、土づくりの促進あるいは優良種苗——原原種農場もできて、あれは昭和五十八年度からか、農家配給も開始するような措置のようですが、そういう優良種苗の供給問題生産流通の合理化を図るための省力化といいますか、そういった施設の機械化導入等々、やはり総合的
またバレイショでございますとかサトウキビ、お茶などにつきましては国がみずから原原種農場あるいは原種農場を持っておりまして、そういう場を通じてつくりました種苗を配布するという形でいい品種の普及導入を図っておるわけでございます。そのほかに各都道府県などで農業祭でございますとかあるいは品種交換会でありますとか、さまざまな農業関係の行事がございます。
馬鈴薯原原種農場のような、国がみずから農場を持って原原種段階の生産管理をしておりますものもございますので、そういった種の普及、配給と申しますか、そういう体制も活用いたしまして、いい品種が実際に栽培されるように努めておるわけでございます。
原原種農場をつくったというだけじゃいかぬのです。二次振計ではそこいらも含めて御検討をいただくことを注文をつけておきたいと思います。 次に進みたいと思います。これも復帰十年の総括的なところもありますので、本当ならもっと多くの時間をかけた質疑が必要なのですが、やはり国会は限られたところもありますので、旧日本軍接収用地の問題なんです。これは解決できそうで、できないようでもある。
ももうたびたび申し上げておりますが、灌漑施設やあるいは農道の整備や土壌——土づくりの問題や、あるいは機械化の問題や害虫の防除の問題とか、いろいろありますが、ここでお聞きしたいことは、私は日本の国民の甘味資源の補給地としての沖繩のキビ作について、大きなウエートを占めておる国民甘味資源の立場からも沖繩糖業を育成するために国立農事試験場を設置してほしいということをたびたび要望してまいりましたが、やっとこさ原原種農場
○政府委員(小島和義君) 沖繩に配布中でございますサトウキビの原原種農場は明年度から本格的に業務を開始いたすわけでございます。本年、実験的に多少の配布はいたしておりますが、本格的には明年度からと、かように御理解いただきたいと思います。
○上原委員 ですから、そのことは私もこの間聞いてわかるわけですが、その原原種農場の今後の陣容の問題とかあるいは仮に計画どおりいかない場合の経過、継続措置というものも十分お考えだと思うのですが、そのように進めていかれるのかということを含めてお尋ねしているわけです。
それで、私は四月六日に、東村の宮城にある原原種農場、これは五十三年の七月に設置を見ました。さらに今帰仁村の諸志の沖繩県畜産試験場の移転整備計画がいま進められておるのですが、そこも視察をしてまいりました。原原種農場はまだ建設途上でございまして、なかなか十分とはいえませんが、相当期待をされて、すでに種苗も作付をされておったところもあります。
○二瓶政府委員 さとうきび原原種農場の関係についてお答え申し上げます。 さとうきび原原種農場は、現在建設といいますか、整備を進めておる段階でございますが、現実にこの原原種が配付になるのは、まずことしの秋に一部配付ができることになります。そういたしますと、これは原原種でございますので、県の方に配付をするわけでございます。県の方が原苗圃にこれを使用する。
一つは健全な病気のない苗の生産、優良品種の導入ということでございまして、これは最近沖繩本島と種子島に原原種農場を整備いたしまして、これを起点として原種圃、採種圃という体系の整備が最近できてまいりましたので、こういったことでよい苗を供給していくというのが第一点であろうかと思います。
○喜屋武眞榮君 この点につきましては、増収という前提においてひとつ総合的な検討を配慮していただいて、そしてせっかく一昨年からすべり出した原原種農場、これの成果も上がりつつあるということを喜んでおるわけですが、ぜひこの成果が早く生産農家に普及、配布できるように、この点ひとつ最大の努力をお願いしたいんです。
したがいまして、品種改良の面につきましては、九州農業試験場の温暖地研究室なり、あるいは沖繩県の農業試験場の本場なり、宮古支場、鹿児島県の徳之島糖業支場等において品種改良もやっておりますし、普及の面につきましては、鹿児島並びに沖繩のさとうきび原原種農場におきまして原原種苗の増殖、配布を行うというようなことを考えておるわけでございます。