1984-06-27 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第9号
と同時に、原研自体で自分のものとしての検討もやっていただいて、そしてより完全な試験研究、実験というものをお互いに研究していかなければいけない、検討しなければならない、こういうことになりますので、法案が通る前からそのようなことを原研にお願いするということは差し控えなければなりませんので、法案が通過をいたしましたならば、直ちに政府と事業団と原研とでこのような研究開発の方法についても、したがってそれに関連
と同時に、原研自体で自分のものとしての検討もやっていただいて、そしてより完全な試験研究、実験というものをお互いに研究していかなければいけない、検討しなければならない、こういうことになりますので、法案が通る前からそのようなことを原研にお願いするということは差し控えなければなりませんので、法案が通過をいたしましたならば、直ちに政府と事業団と原研とでこのような研究開発の方法についても、したがってそれに関連
○辻(一)委員 最後に第三として、やはり原子力研究所は基礎研究が中心であって、そしてその政治的なあるいは企業的ないろんな要素の影響を排除してやっていく、そういう保証がされておると思うのですが、今回その事業団的性格がこれにつけ加わるということで、だから役員の選出にしてもあるいはその内容にしても、必ずしも基礎研究とは言いがたい問題が入ってくるんですが、そういうことによって原研自体の持つ、余り他に影響を受
しかし、原研のJRR-3は 一、原研自体の内部事情 二、出力が小さく、大量生産に適しない 三、燃料は天然ウラン金属であるが、燃料棒 の形式がプルトニウム生産用としては不適当である。 四、運転中の燃料連続変換が不可能。 などの理由から、プルトニウム生産用としては適当ではない。 東海炉は、この目的に適しているが、その理由は後述する。
これは原研自体が、全員が喜び勇んで、この基礎研究に誇りを持って取り組めるというような体制をつくってやらなければ、日本の原子力科学というものは健全な発達ができないということを、繰り返し私は申し上げたいと思う。これは結局大蔵大臣のほうの査定とかなんとかいうことになるのでしょうけれども、実はことしの初めの当初予算の説明を大臣からこの委員会室でもってお伺いしたときに、私は申し上げた。
それか何か知りませんけれども、いま、現在、日本全体も頭脳の流出ということが非常に問題になっておりますけれども、原研自体も頭脳の流出ということは相当顕著に出ております。
○石野委員 ですから、とにかく純粋よりももっと深遠だろう、奥底は深いのだろうと思うけれども、そこはことばじりのことですが、いずれにいたしましても、その深遠な目的基礎研究というものは原研自体として持たなければならぬだろうと思います。だから、そういうものが事業団に協力することとの競合の中でおろそかになるようなことがあったのでは、もう研究所の意味はなくなると思うのです。
もとより統一ストなども行なわれておりますけれども、原研自体において自主的に起こされたようなストというものは減ってきております。ただ、労使関係を円満にするための労働協約というようなものがまだ十分でないようでございますので、こういう面についてこれから努力を重ねて、平和利用の開発に支障のないような体制をつくっていくように指導してまいりたい、かように考えております。
御承知のように、原研自体は昇給原資をかけますもとになります給与自体が、私どもはかなりよく定められておると思うのであります。大臣から先ほど岡委員に対して、初めはよかったけれども、だんだん悪くなっていっておるというような傾向は自分らとしてはそう思っていないという趣旨の御答弁がございました。
その意見の中には原研自体の御意見も入っておりまして、そういうことに関する限りは根拠は薄弱ではないと考えております。 いま半均質炉の例が御質問に出ましたので、実はこれは私申し上げたくないのでございますけれども、半均質炉の開発が非常に有望であって、これは日本の独創的な考えであるということを聞きましたのは、原研から聞いたのでございます。
原研自体現在八年になろうといたしておりますが、まだ創設期的な建設段階を相当持っておりますので、そういう考慮が何らかの形で払われるということになれば、仕事を進めるには非常に都合がいいと思いますけれども、一面から申しますと、いまおっしゃった大蔵省の予算計上の面、あるいは検査院的な角度でものを検査する場合に、そういう形でなかなか右から左にお許しをいただけない、これまた実情でございます。
その炉から出たいわゆる研究の成果というものをどうまとめ、どう発展させていくかという大方針がないと、原研自体の問題は私は解決できないと思うのですが、この大方針を早く確立することが、研究者にとっても、原研の全体にとっても、私は一番焦眉の急だと思うのです。そういうお考えで今日進まれておるのでしょうか、いかがでしょうか。
ところが、九月十一日に向こうに行かれるということの前に、アメリカに対する面子の問題もあり、あるいは原研自体、科学技術庁自体の面子の問題もあろうと思いますが、その前に何とかして九〇%濃縮ウランを使って一万キロワットの臨界実験をやりたい、こういう非常に積極的な態度で臨んでおるわけでありますけれども、原研自体の体制というものは、この従業員ではこれを受け入れる体制にないということは、おそらく皆さん方も御承知
○森参考人 確かに今おっしゃった方法が非常にいい方法だと思いますけれども、やはりその前に、原研自体が何をやるのか、漫然と大学のような研究をやっておるところなのかどうか、ということをはっきりいたしまして、その上で動力炉開発を一つやるということになりますと、燃料部門については民間のどういうところとつなげばいいか、どういう形でつなげばよろしいか、そういったような方向に展開していくことになると思います。
今回はAMF社のスペックによっておりますけれども、次回の第二期以後におきましては、ただいまのところは原研自体がアメリカのコンサルタント等を入れまして指示する、その加工業者は、従ってそのスペックによりまして、おのずから入札とかその他適当な方法によってきまっていくだろうと思います。
それから、原研自体の基本研究を進めると同時に、この炉を方々の大学とか、あるいは会社のメーカーにも有効に使っていただいて、いわゆる施設の共同利用という面でも大いにサービスをする。それからさらにいろいろな問題についての共同研究、あるいは委託研究、受託研究というような制度も置きまして、これも今後大いに進めたいと思っております。