2020-04-07 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
○紙智子君 ジャガイモの価格は、でん粉用にするでん原用のバレイショの価格というのが元々安いし、生食用で低く価格は安定した状況ではあると思うんです。とはいえ、これが作れなくなると農家にとっては大変大きな打撃になると思うんですね。 それで、北海道にとっては、ジャガイモは輪作体系では欠かせない作物なんですよね。
○紙智子君 ジャガイモの価格は、でん粉用にするでん原用のバレイショの価格というのが元々安いし、生食用で低く価格は安定した状況ではあると思うんです。とはいえ、これが作れなくなると農家にとっては大変大きな打撃になると思うんですね。 それで、北海道にとっては、ジャガイモは輪作体系では欠かせない作物なんですよね。
それから、でん原用バレイショについてもお伺いしたいと思います。 でん原用バレイショも作付面積が減少傾向にあるということです。私の地元北海道では、連作障害を克服するために、バレイショ、てん菜、豆、それから麦という三輪作、四輪作という輪作体系が確立されています。
したがいまして、これを用いまして約二十一万戸、委員の御指摘の数字で推計をさせていただいたわけでございますけれども、まず、このうち麦でございますとか大豆、あるいはビート、てん菜、でん原用バレイショという畑作物につきましては、これらの対象作物につきましては、従来から麦に対します麦作経営安定資金、あるいは大豆の交付金というような品目ごとの対策を講じておりまして、それらの対象の面積が約、それぞれ、麦につきましては
○政府参考人(西川孝一君) 新しい制度の対象者というお尋ねでございますけれども、冒頭委員御指摘のように、サトウキビなりでん原用のカンショにつきましては、代替作物に乏しい自然条件下の下で、高齢で零細な規模の農家が生産の大宗を占めていると、そういう実態を踏まえまして、品目別の経営安定対策ということを講ずるということにしているところでございます。
このふえておりますのは、主として生食用でございまして、でん粉原料用のカンショといたしましては、私どもも、でん粉の需要の動向からいたしまして、でん原用カンショの作付、あるいはバレイショも同様でございますが、これにつきましては極力現状の範囲内にとどめるようにお願いを申し上げておる次第でございます。
が出てまいった背景には、作付面積の関係もございますが、非常に気象条件がよくて生産量がふえたというような事情もございまして、これを民間市場の中で消化することはなかなか困難であるというふうに考えておりまして、ただいまのところは先ほど申し上げましたように、その政府在庫は一応たな上げにいたしまして、その年に生産されて出てまいりますでん粉の消化を優先的に図るということで考えておりますので、それがあるからでん原用
ですから、十勝、北見のいわゆる畑作専業地帯においては、そういう集約的な農業が不可能なこういう地域において、加工用とか食用というふうなことを言われると非常に農民が困るというような事態が起きておりますが、でん粉は余っているんだからでん原用はもうつくらないでもいいというふうな指導を農林水産省はいたしておりませんでしょうね。どうでしょう。
○丸谷金保君 需要に見合ったようにということになったら、一年間でん原用のバレイショをつくらぬでもいいことになりませんか。どうなんです。余っているんですからね。そこが問題なんですよ。おたくたちが需要に見合ったような指導をせいと言ったら、現地ではでん原用のバレイショをつくるなと、こういうことにならないんですか。どうなんですか。
次に、これに関係しての減収補償なんですけれども、たとえば種子用の芋をつくっていたのにでん原用に変わったとかというふうになりますと、当然かなり減収が出てくるわけですね。その減収に対する補償というものを考えていただかなければならないというふうなことが一点と、それからシスト線虫の発生した土壌ではちょっとジャガイモはつくれないのじゃないかということなんですね。
大体半分がでん粉をつくるでん原用としてつくられておるわけです。ところが、作況がずっとふえますと、食用と種子用が余るわけですね。生産過剰になるわけです。ことし、私の推定からいくと、約二〇%の過剰部分が今度、あれは種として植えませんから、結局その分がでん粉工場へ入ってくるわけですね。