2012-03-07 第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
民主党政権は、政権交代後、国労の問題、原爆症訴訟、シベリア抑留、B型肝炎、何十年も続いた闘いに終止符を打ってきたと思います。 しかし、残された課題は、まだ多くあります。その一つである、カネミ油症被害の問題。 カネミ油症による症状は、病気のデパートとも称されるほど、全身に、あらゆるところにあらゆる形であらわれ、四十五年たった今でも被害者を苦しめ続けています。
民主党政権は、政権交代後、国労の問題、原爆症訴訟、シベリア抑留、B型肝炎、何十年も続いた闘いに終止符を打ってきたと思います。 しかし、残された課題は、まだ多くあります。その一つである、カネミ油症被害の問題。 カネミ油症による症状は、病気のデパートとも称されるほど、全身に、あらゆるところにあらゆる形であらわれ、四十五年たった今でも被害者を苦しめ続けています。
また、国が裁判において敗訴を続けていた最近の原爆症訴訟における判決というのは、国の認定基準が司法判断より狭いという現状を如実にあらわしているものだと私は考えますが、これらを受けて、原爆症認定基準を見直す意向についてお聞かせ願えませんでしょうか。
けさの新聞報道で、原爆症訴訟の十二日の東京高裁判決について、厚労省が上告する意向を固めたという記事がございました。 これを問えば、先ほどの柚木委員の質問に対するお答えのように、協議中であるという答弁になるかと思います。しかし、やはり報道が出たということで、私は非常に危惧を持っております。 十八日の広島地裁のこともございます。政府はこの間、十五連敗。