1981-02-26 第94回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
○廣江政府委員 五十五年度の消費者物価上昇の主な要因は、先ほど長官もお答えいたしましたが、やはり一番大きなものは原油等海外原材料価格の上昇の波及でございます。予想を超える大幅な原油価格の上昇がいろいろの面に波及しているということが大きな原因だと思っております。 そのほか、これも予想を超える冷夏、厳冬等の年度を通じた天候不順による季節商品等の上昇が大きな要因であったと思います。
○廣江政府委員 五十五年度の消費者物価上昇の主な要因は、先ほど長官もお答えいたしましたが、やはり一番大きなものは原油等海外原材料価格の上昇の波及でございます。予想を超える大幅な原油価格の上昇がいろいろの面に波及しているということが大きな原因だと思っております。 そのほか、これも予想を超える冷夏、厳冬等の年度を通じた天候不順による季節商品等の上昇が大きな要因であったと思います。
一方、物価の動向を見ますと、まず、卸売物価は、昨年春ごろまで、原油等海外原材科価格の高騰、円安などから大幅な上昇を続けておりましたが、その後落ちつき傾向にし、このところ、前年比上昇率も目に見えて鎮静化してきております。 消費者物価は、原油価格高騰の影響に冷夏等の影響が加わり、昨年は前年同月比でほぼ七ないし八%程度の上昇率で推移しておりました。
一方、物価の動向を見ますと、まず、卸売物価は、昨年春ごろまで、原油等海外原材料価格の高騰、円安などがありまして大幅な上昇を続けておりましたが、その後、落ちつき傾向に転じ、このところ、前年比上昇率も目に見えて鎮静化してきております。 消費者物価は、原油価格高騰の影響に冷夏等の影響が加わりまして、昨年は前年同月比でほぼ七ないし八%程度の上昇率で推移しておりました。
○坂井政府委員 最近の物価動向でございますが、まず卸売物価の方につきましては、御存じのとおり、このところ原油等海外産の原材料価格が非常に上がっておるということと円安が進んでおるという、主としてこの二つの原因でかなり上昇を続けておりまして、前年同月比で見ますと一月が一九・三%、二月が二一・四%、三月はまだ中旬の値までしか出ておりませんが、三月中旬値で二一・九%、こういう上昇になっております。
昨年来、原油等海外原材料の上昇する中におきまして、国内物価の上昇速度を極力抑制するということで公定歩合の引き上げとそれから日銀で窓口規制を強化しておられるわけです。この間、マネーサプライの伸びは昨年の六月以後鈍化いたしまして、本年一月にはプラス一〇・六%まで低下しておりますので、金融面から物価上昇が加速されていくような環境を整えていくという所期の効果は着実にこれは出ておるというふうに考えます。
最近の物価動向でございますが、卸売物価は、原油等海外資源の価格の上昇、為替相場の下落等で上げ足を早めておりますことは御指摘のとおりでございます。
御承知のように、卸売物価は、原油等海外一次産品価格の上昇、為替相場の円安傾向等により大幅な上昇を続けておりますが、一方、消費者物価はこれまでのところ比較的落ちついております。消費者物価の今後の動向につきましては、卸売物価の上昇の影響が漸次及びつつあることや、長雨や台風による野菜等の価格への影響が見られていることなど、厳しく注視していく必要があると考えております。
御承知のように、卸売物価は、原油等海外一次産品価格の上昇、為替相場の円安傾向等により大幅な上昇を続けておりますが、一方、消費者物価は、これまでのところ比較的落ちついております。消費者物価の今後の動向につきましては、卸売物価の上昇の影響が漸次及びつつあることや、長雨や台風による野菜等の価格への影響が見られていることなど、厳しく注視していく必要があると考えております。