1981-04-21 第94回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第9号
いずれにしましても、一番大きいのはやはり原油の購入量といいますか、それともう一つ考えますのは、先ほど為替差益分の話が出ましたが、恐らく先生の御試算の場合には全部為替レートの原油段階でのCIF上昇分が直接直ちに重油の値段にもはね返ってくるという前提での試算ではなかろうかと思いますが、この点も、実際には精製過程を経まして、若干のタイムラグを置きながら、国内電力会社が使用する。
いずれにしましても、一番大きいのはやはり原油の購入量といいますか、それともう一つ考えますのは、先ほど為替差益分の話が出ましたが、恐らく先生の御試算の場合には全部為替レートの原油段階でのCIF上昇分が直接直ちに重油の値段にもはね返ってくるという前提での試算ではなかろうかと思いますが、この点も、実際には精製過程を経まして、若干のタイムラグを置きながら、国内電力会社が使用する。
石油税は、昨年成立させていただきまして、早速イランの問題に対処し得るということになっておるわけでありますが、これは関税との関係が非常に近い原油段階での課税であるということが一つの特色であります。ですからこの辺も、関税と石油税の関係をどう調整するかという根っこのところでの課税、これが、石炭を含む、しかし主力は石油対策にどう当てるか。
これが原油段階でかけておりますので、これは関税というのか、課徴金というのか、いろいろ定義があると思いますが、 〔理事熊谷太三郎君退席、委員長着席〕 原油に対する関税的効果を及ぼすという形で、バーレル当たり二ドルの関税相当額をかけている、これが実情でございます。
○中橋政府委員 おっしゃるように、もちろん備蓄を進めてまいるというときには、原油段階のものもございますれば、半製品、製品段階のものもあるわけでございます。しかし、何と申しましても、やはりその基盤となりますのは原油でございまするから、しかもその貯油ということにつきましてはかなり厄介なしろものでもございますので、原油備蓄ということを一番優先的に考えなければならないというのが今日の事情でございます。
そのミナス原油の入手につきましては、遠い将来のことはともかく、当面タイト化もすることが予想されるわけでございますが、現在きまっております環境基準、具体的にいいますと一時間値の一日平均値が〇・〇四PPM、一時間値が〇・一PPM以下というこの環境基準に到達するためには原油段階だけの努力では私は無理であろうと思うわけでございまして、原油の低硫黄化に並びまして、いわゆる脱硫装置の増強改良によります脱硫率の向上
これはOAPECの会合でOAPEC側から出ました情報でございますが、われわれのほうで検討いたしましたところ、これは確かにちょっと間違いでございまして、メジャーの原油価格の利潤でなく、いわゆる採掘から開発、販売、アップストリームからダウンストリーム全部を込みにした価格体系のところでの問題を問題にしておるようなこともございまして、若干原油段階としては不公正、ちょっと間違いがあるんじゃないかと思いますので
いま先生のお話にもありましたように、公害対策等を前提にいたしました場合の燃料との関係でございますと、大きく分けまして二つの行き方がございまして、一つはできる限りたく油の硫黄分を低くする、いわゆる低硫黄化を行なうということでございますが、この辺につきましては全産業の平均サルファ分というのが大体、ちょっと手元に数字ございませんが、一・五%、これは原油段階でございますが一・五%でありますが、これに対応する
したがいまして、原油段階で四分の三のところで引こうということで、いま検討いたしておるわけでございますが、全体の元売り仕切り価格というのは、先ほど大臣から答弁がありましたように、その原油価格に生産、販売、関税、税金等を加えたものでございまして、各社別に経理の内容、企業努力の内容等が非常に違うわけでございます。
ヨーロッパ、アメリカ、それから東南アジア等みんな値上げを完了いたしておりますので、そういう関係で、私まだ正式に聞いておりませんけれども、私の推測でございますけれども、現在メジャーズというのは原油段階でバーレル大体五十セントの利益をあげておるわけでございます。
○山形政府委員 全般的な石油の備蓄につきましては、御指摘のとおり、石油各社のタンクの容量とか、タンカーの着桟能力、それから原油処理能力等に差がございますので、現状の備蓄は若干の食い違いが各社あるわけでございますが、これはわれわれのほうで非常に大問題でございますので、先般、石連の中にわれわれの指示に基づきまして石油需給対策本部というものを設けさせまして、緊急時における原油段階の融通等も行ないやすいようにいま
それからもう一つ大きな要因といたしましてはメジャーズが原油段階での利幅が少なくなりましたのでユーザンスを従来百二十日日本の精製に与えておりましたのを六十日にカットしてきております。この辺の金利負担等が非常に大きな要因と相なっておるわけでございます。
これはちょっとわかりにくいのでございますが、この六月へ来るまでに相当上がっておりますので、相当原油段階では上がっておるわけでございます。
○説明員(成田寿治君) 最初の、サルファー別に原油関税に差があるのではないかという御指摘につきましては、これは原油段階の差でなくて、脱硫装置へかかった重油について関税を出すということでありまして、脱硫装置はきまって、いま現在日本では三十二万バーレルというのがありまして特定の設備がきまっておりますから、それに原油をかけて重油をつくって脱硫重油にした場合に関税をかけるということで、原油段階における差別扱
○政府委員(大慈彌嘉久君) ほとんどの利益を原油段階で得ているのではないかというのはお説のとおりだと思います。文献等によりましても、全体のうちの九割以上、九割をこす利益を原油の段階で得ているのではないかというのを見たことがございます。もちろんこれは油田の状況あたりで相当違うと思いますが、はなはだ不勉強で恐縮でございますが、ただいま正確な数字を持っておりません。