1979-03-09 第87回国会 参議院 予算委員会 第3号
それから梳毛糸でございますが、これも四十八年の三月をピークにして需要の頭打ち、合繊の代替というのが進んだということで、市況は長い間低迷したわけですが、その後在庫調整も進みましたし、それから、ことしの二月に入りましてから特に欧米で寒波が来たというようなこと、それから東欧諸国の備蓄の積み増し等というようなこともあるというふうに言われておりますが、原毛の買い需要が非常に旺盛になってきたということで、原毛価格
それから梳毛糸でございますが、これも四十八年の三月をピークにして需要の頭打ち、合繊の代替というのが進んだということで、市況は長い間低迷したわけですが、その後在庫調整も進みましたし、それから、ことしの二月に入りましてから特に欧米で寒波が来たというようなこと、それから東欧諸国の備蓄の積み増し等というようなこともあるというふうに言われておりますが、原毛の買い需要が非常に旺盛になってきたということで、原毛価格
○鈴木一弘君 原毛価格のことをいま言われたのですけれども、それは、通産省が本委員会に出した資料、これを見ておりますと、四十六年一月で一キロ当たり百四十八セントのものが、四十七年一月は百五十一セント、これはあまり変わらない。ほとんど変わらないのが、四十七年二月に百七十七セント、そうして十月以降三百五十二セント、ことしの三月十五日には五吾八十五セントというふうに、こう上がっているわけです。
それから、原毛価格の上昇は、また一面、世界的な天然繊維の見直しによる需要の増大、それから豪州産毛糸が大幅に減少したこと——約一〇%生産減がありました。こういう国際的な要因にもよるところがあるので、そのために上がった部面もございます。
○堺説明員 御質問のありました原毛価格につきましては、まず数量から申し上げますと、一昨年、七一年でございますけれども、輸入数量にして三億八百万キログラム程度輸入しております。七二年に至りまして、三億六千二百六十二万、非常に伸びております。金額にいたしますと、七一年が二億七千六百万ドル、七二年に至りまして四億六千四百九十万ドルとたいへんはね上がっております。
立ち会い停止を本日からいたしましたけれども、八日の値段は三千九十九円ということで、この辺の値段につきましては、原毛価格が相当上がっている。原毛価格がオーストラリアの価格で大体四倍上がっておりますけれども、それを反映しておるわけでございますが、そのほかに仮需要、過当投機、過剰流動性を背景にしたそういう問題もあるかとも考えております。
つまり、オーストラリアにおいて昨年五月一キログラム当たり約二百セントの原毛価格が、ことしの二月には五百セントに倍増いたしております。これは確かにオーストラリアにおいて原毛価格が倍になったことは間違いありません。