1952-02-20 第13回国会 衆議院 決算委員会 第7号
第一に、御指摘でありました酒戸産業、中部森林、高陽製紙等の諸会社は、いずれもかつての原材料貿易公団等に輸出原材料を政府が買付いたしまして、その現物を当該商社に保管させておきましたところ、これを領得いたしてしまつたというのが原因でございまして、法律的には背任、横領等の罪科に問われてしかるべきものだと考えておるのであります。
第一に、御指摘でありました酒戸産業、中部森林、高陽製紙等の諸会社は、いずれもかつての原材料貿易公団等に輸出原材料を政府が買付いたしまして、その現物を当該商社に保管させておきましたところ、これを領得いたしてしまつたというのが原因でございまして、法律的には背任、横領等の罪科に問われてしかるべきものだと考えておるのであります。
その精神的と申しますか、その損害等につきまして何らか考えてないかというような意味だろうと存じますが、実は御承知のように鉱工品公団は、前の原材料貿易公団等を合せましたもので、当時二千三百人の定員を持つておりましたが、昨年以来これを順次縮小いたしまして千三百人、九百人、五百五十人という線に順次落ちるようになつております。