2006-05-30 第164回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
具体的に、初年度におきましては、一つは、用途が特定されており他の銘柄との代替関係が比較的少ないこと、二つ目には、原料調達面での実需者の経営負担を考慮して年間の需要量が比較的小規模であること、三つ目といたしましては、共同買受けがしやすいよう荷揚げ港が少ないこと、こういった条件を満たすような対象銘柄とすることで検討しているところでございます。
具体的に、初年度におきましては、一つは、用途が特定されており他の銘柄との代替関係が比較的少ないこと、二つ目には、原料調達面での実需者の経営負担を考慮して年間の需要量が比較的小規模であること、三つ目といたしましては、共同買受けがしやすいよう荷揚げ港が少ないこと、こういった条件を満たすような対象銘柄とすることで検討しているところでございます。
○政府参考人(岡島正明君) 今回のSBS方式の導入につきましては、確かに、原料調達面も含めたコストダウンでございますとか、多様な商品開発を促進するということで国内産麦の持続的な生産に不可欠な麦加工産業の競争力の強化を図ること、そういったことを目的としているところでございまして、製粉企業の規模による対応力の差が拡大すれば業界の再編が進むことも考えられます。
先生御指摘のとおり、例えば、加工原料乳の生産者手取りが極めて安定的に推移しているということは、加工原料乳地域の酪農経営の発展の基礎となったわけですけれども、一方で、牛乳、乳製品の需要動向でありますとかニーズが生産者サイドまで的確に伝達されないという問題があること、それからもう一つ、乳製品、加工原料乳の取引価格が極めて安定的に推移してきたわけでございますが、こうした背景のもとで、乳業者間において、原料調達面
ただ、不足払い制度につきましては、加工原料乳地域の酪農経営の発展に大変貢献をしてきたという反面で、市場の需給動向とかあるいはニーズというものが生産者サイドに十分に伝わっていかない、それからまた乳業者間、いわゆるメーカー間においても原料調達面、製品販売面での競争が不十分で、コストの削減とか新商品の開発を阻害してきたのではないかという指摘もされているわけであります。
将来日本の製紙産業の安定、持続、発展のための原料調達面から制約をされる可能性があると思うが、林野庁はどのような見解を持っていらっしゃるか、ひとつお尋ねいたします。
私ども農業サイドから見まして最も憂慮されますことは、食品工業がこうした事態に対応した企業戦略として、原料調達面で輸入原料への代替を進め、あるいは製品自体の生産拠点を海外に移すことであり、現にそうした動きが加速化する傾向にあります。 申すまでもなく食品工業、中でも生産額から見ましてその主力をなす加工型業種は、国内農業にとって欠かすことのできない重要な市場を形成しております。
これを、農林行政の角度から、安定した良質の原料を供給するという問題、さらに、生産者団体との連携のもとに、安定した形で原料を入手するという問題、そういう原料調達面で、農政上打つべき手が多々あるはずだ、これらの点を逐次改善してまいりたいというのが第一点でございます。