1996-06-13 第136回国会 参議院 厚生委員会 第19号
それから、昭和六十一年九月には、我が国におきまして、献血血液にHIV抗体検査の陽性事例が確認されたことなどにかんがみまして、血液製剤の安全性について一層万全を期すという目的で、既に実施をしておりました輸入の血液製剤あるいは原料血液並びに国内の供血血液に対します抗体検査の徹底を図るよう、これは日本赤十字社あるいは社団法人の日本血液製剤協会を通じまして指導いたしますとともに、このHIV抗体検査の徹底を図
それから、昭和六十一年九月には、我が国におきまして、献血血液にHIV抗体検査の陽性事例が確認されたことなどにかんがみまして、血液製剤の安全性について一層万全を期すという目的で、既に実施をしておりました輸入の血液製剤あるいは原料血液並びに国内の供血血液に対します抗体検査の徹底を図るよう、これは日本赤十字社あるいは社団法人の日本血液製剤協会を通じまして指導いたしますとともに、このHIV抗体検査の徹底を図
○松下参考人 アルファ社は、昭和五十三年でございますかに、ミドリ十字が原料血液の入手を円滑に行うために買収した会社でございまして、大きな会社の一部を買収したわけでございます。
○和田委員長 次に、加熱製剤の緊急輸入、クリオ製剤への切りかえ、原料血液の国内自給などの対策について、エイズ研究班ではどのような検討が行われましたか、また、非加熱製剤の使用継続を認めた血液製剤問題小委員会の結論は妥当であったと考えますか、簡潔に御説明願いたいと思います。
○和田委員長 次に、加熱製剤の緊急輸入、クリオ製剤への切りかえ、原料血液の国内自給などの対策について、厚生省としてどのような検討を行い、どのような結論に達したのか、簡潔に御説明願いたいと思います。
○坂口委員 最後に、もう一問だけつけ加えておきたいと思いますが、先ほども、また前回にもお聞きをしましたが、一九八三年にトラベノール社が、原料血液の中にエイズ感染者のものが含まれていたので回収をしたい旨を厚生省に申し出をいたしまして、回収をいたしました。
この同じ六月に、アメリカのトラベノール社から、きょう午前中にも議論がございましたけれども、原料血液の供血者の中にエイズを発症した人がいるので製剤の回収を要請したい旨の文書が届いているわけでございます。 そしてこの七月に、一九八三年七月に、厚生省の言によりますと、輸入血液製剤にエイズ感染のおそれのない供血者からの採血である証明書添付を義務づける、こういうことが出ておるわけであります。
そして、これをずっと見ますと、やはり、一つは、この当時、そのトラベノール社から、原料血液の提供者がエイズを発症したので製剤を回収したい、こう言ってきたことを厚生省は世に明らかにしなかったといったこと、それから、来日いたしましたスピラ博士が間違いなくこれはエイズだと認定をいたしましたけれども、その血友病患者の方のエイズ認定の発表は約二年後、一九八五年の五月になったということ、あれこれこう考えますと、どうも
それで、八三年の六月に、当時のトラベノール社が、血液製剤の原料血液の提供者がエイズ症状を示して一部製品を回収したと、製品の回収を厚生省に報告をしている。これは、昨年「NHKスペシャル」で放映された「埋もれたエイズ報告」というビデオにもこの話が出てきます。そういう危険性を予測したからこそ、当時生物製剤課長だった郡司課長が八三年六月にエイズ研究班を組織されたのではないかというふうに思います。
○政府委員(本橋信夫君) 血漿分画製剤の原料血液の現状につきましては、昭和五十三年は献血の血液で有効切れとなりましたいわゆる転用血というのが三万六千リッター、それから売血によります血液が約三万六千リッター、輸入の血漿によりますものが約八万六千リッターでございます。