2018-03-22 第196回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
そして、伊良部大橋を経由して伊良部島に移動し、最後に宮古製糖株式会社伊良部工場において、原料糖の製造工程を視察いたしました。 以上が調査の概要でございます。 今回の委員派遣では、現地において多くの方々から多岐にわたる御意見、御要望及び御提案をいただき、沖縄が抱える様々な課題について理解を深めることができました。
そして、伊良部大橋を経由して伊良部島に移動し、最後に宮古製糖株式会社伊良部工場において、原料糖の製造工程を視察いたしました。 以上が調査の概要でございます。 今回の委員派遣では、現地において多くの方々から多岐にわたる御意見、御要望及び御提案をいただき、沖縄が抱える様々な課題について理解を深めることができました。
その上で、今御指摘ありました高糖度原料糖のうち、糖度九九・三度未満の精製用の原料糖に限りましてでございますが、今回の関税を無税として、そしてそこに掛けられていた調整金もこれ削減することといたしました。
例えば、わかりやすく申し上げると、武部委員の御地元である北海道における主要作物であるてん菜については、糖価調整制度及びその大前提である枠外税率を維持した上で、TPP参加国で生産される高糖度原料糖に限って関税を無税として、調整金を削減する等の措置を講じたところであります。
その後、石垣島製糖株式会社を訪問し、石垣島における基幹作物であるサトウキビから作られる原料糖の製造工程を視察するとともに、同島における原料糖製造工程を一手に担っている同社が抱える課題などについて説明を聴取いたしました。昭和三十六年に建設された製糖工場は老朽化が進んでおり、工場が操業を停止すれば、石垣島のサトウキビ生産農家に甚大な影響が及ぶとのことでした。
さらに、砂糖の関税が撤廃されたら、安い原料糖や砂糖が製品で入ってくることになりますから大変に影響が出るということと、それと、砂糖の関税が撤廃にならなくても、加工品や調製品が大量に輸入されれば、国産の砂糖が使われなくなっていって、てん菜の生産に影響が出るということであります。
という言葉も別の世界であるわけでありますし、例えば現在の牛乳が余っているからみんなで生産調整をしましょうということでありますから、何も、何か悪いことをしたみたいな、罰金を取るみたいな形では決してないんでありまして、北海道の農業者は賢明でございますから、このまま行ったら値崩れを起こして買ってもらえない、それよりはみんなで少しずつお金を出し合って努力をしようじゃないか、あるいは数年前から導入されております原料糖取引
現実、国民の皆さん方が、本当に砂糖にこれだけの税金が入っているということは御存じではないわけでありますが、明治三十四年から砂糖消費税が課されまして、戦後におきましては、海外から入ってまいります原料糖に対して大幅な財政関税を賄ってきたわけであります。
○西銘分科員 今現在、沖縄でつくっているサトウキビは、原料糖をつくって、廃糖みつからエタノールをつくるようになっておりますが、ブラジルで聞いた話は、ブラジルの方は、ある工程まで一緒で、砂糖が高くなると砂糖をつくる、エタノールが高くなるとエタノールをつくるということを言っておりましたので、我が国で、沖縄でやっているものとは少し違うなという感じで見ておりました。
甘味資源作物を生産して、それぞれの地元で国内産糖を製造しているわけでございますし、国内産の原料糖と輸入粗糖をまぜての精製糖を製造するといった一つの流れを経て、消費者、ユーザーに供給をされていっているわけでございます。また、輸入糖と国内産糖の価格の調整を通じまして価格と需給の安定が図られているというのが、この制度であろうかというふうに私は思います。
○武智説明員 国内産糖の計画的な生産につきましては、先生御指摘のように、六十年産以降作付指標面積を設定して運用しておるところでございますし、それから、平成元年砂糖年度以降におきましては、ビートの原料糖制度を発足させまして、その後二年間の運用で円滑に運営がなされておるところでございます。
まず、てん菜についてでありますが、本年産についても原料糖対策費が手当てされたことについては私ども評価をいたします。本年産以降についても引き続き御配慮を賜りたい、このように要望する次第でございます。
○鷲野政府委員 ただいま御指摘の点は、てん菜原料糖の制度化という問題ではないかと思うのでございます。てん菜につきましては、六十一年から品質取引への切りかえが行われたわけでございますが、高糖度型品種への作付転換等が急速に准みまして、歩どまりがもう目に見えて向上をいたしました。その結果、てん菜糖の生産量が六十万トンを超えるような状況でございます。
沖縄のは分みつ糖、原料糖ですよ。それで三分の一くらいでできるのです。というのは、一日農民が働いたら、北海道の砂糖は一万二千八百円ぐらいに日当が当たるのです。沖縄の砂糖は五千二百円にしか当たりません。
御案内のように輸送の問題とか、あるいは相当程度のコストの違った形での原料糖をつくらなきゃいけないという技術上の問題とか、あるいはどういう形のものであれば従来の精製糖メーカーの操業のラインに乗せ得るかとか幾つか解決しなければならない技術上の問題がございます。
一方、かといって先生いま御指摘のように、現在の北海道のビート糖は、いわゆる耕地白糖と申しまして、生産地でそのまま最終製品の白い砂糖にしてしまうわけですが、それの一歩手前の原料糖の状態で、いわゆる内地のリファイナー、精製糖メーカーがそれを使うということについての御意見をお持ちの方も最近出てまいっております。
また、当事業団は、国内における砂糖消費量の約七五%に及ぶ輸入原料糖の価格調整を行うとともに、国内で生産される砂糖の価格支持及び国際砂糖機関の代理機関としての重要な業務を、全国八事務所、八出張所におきまして最小必要限度の人員で行っております。この機構は、国際砂糖機関からも評価されておりますように、実に能率的、効率的機構であると理解いたしております。
また、当事業団は、国内における砂糖消費量のおよそ七五%に及びます輸入原料糖の価格調整を行うとともに、国内で生産される砂糖の価格支持のための重要な業務を、全国の八事務所、八出張所におきまして必要最小限度の人員で行っております。この機構は、砂糖の国際機関からも評価されておりますように、実に能率的、効率的な機構でございます。
○説明員(馬場久萬男君) 先生のおっしゃっております関税との関係でございますが、御承知のように砂糖で関税がかかっておりますものを見ますと、一般に入っております原料糖――粗糖と言っていますが、これがトン四万一千五百円でございます。それから白砂糖とおっしゃいましたが、精製糖、これは関税定率法では五万一千五百円でございますが、暫定的に高めまして五万七千円というふうになっております。
これが課せられました原料糖が国内へ入りました後、国内において精製をされまして、これがさらに砂糖消費税という、これもキログラム当たり十六円というのが普通でございますが、これが課せられまして流通経路に乗る。
それからサトウキビにつきまして、事業団の買い入れ価格、これは原料糖で粗糖でございますが、原料糖の値段でございますが、鹿児島がトン当たり二十二万五千円、それから沖繩が二十一万五千円という程度でございますが これを国内の市価ベースに直しますと、キログラム当たりで鹿児島の場合三百十八円、沖繩の場合三百八円という程度になるわけでございます。
原料糖の輸入がオイルパニック前後から大変厳しいというふうなことから高い砂糖も買い付けなきゃならぬ、いろんな問題が起こって、製糖会社自体の自主的な経営能力というものがだんだん失われて、その辺にいろんな操作というものが商社によって支配的にたってきたんじゃないかということの一つの心配、これからもそういうことがあり得ないか、起きないという保証があるのかどうなのか。
○説明員(馬場久萬男君) 製糖会社が商社との関係を持っていることは、当然の経済の活動といいますか、原料糖を外国から輸入する、またでき上がった製品を国内で販売する、いずれもメーカーとしては商社を通じてやっているというのが現状でございますので、関係が深いことはこれは前からそうなんでございますが、御指摘のように石油ショック以降の国際糖価の乱高下、これによる体質の弱体化ということを通じまして、そういう商社から
ただ、いままで農林行政として、少なくとも自給の割合というものをこれからもどんどんふやしていきたいというような判断に基づいて、昭和二十八年にはてん菜生産振興臨時措置法、あるいは昭和三十四年に甘味資源自給率強化総合対策というようなものが樹立されまして、その自給の割合を高めていこうという方向で取り組んでこられたところへ、昭和三十八年、原料糖の輸入自由化とこれが一転してしまいまして、むしろ原料糖による砂糖の
御承知のように甘蔗糖の方は原料糖でございますので、大体前年の十二月くらいから四月くらいまで操業いたしました製品を原料として早急に販売するということがありまして、六月までに事業団売買が完了するということになりますので、実際にどういう価格で売れたかということがわかるわけでございますが、てん菜糖の方は精製糖でございますので、年間を通じて販売するという実態になっておるわけでございます。