1971-02-19 第65回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
これは螢光増白染料の原料中間体でありますけれども、竹村さんがマウスで実験しましたら、四〇%くらい発ガソが起こっておるのです。たいへん危険ですよ。竹村さんは、特にこれから出てくる芳香族のアミンは、新しく開発されたものも含めて、全部検査しなければあぶなくてしょうがない、こういうことを強く指摘しております。私が申し上げている論文は「産業医学」の四十四年一月号の「膀胱がん発生機作」という論文であります。
これは螢光増白染料の原料中間体でありますけれども、竹村さんがマウスで実験しましたら、四〇%くらい発ガソが起こっておるのです。たいへん危険ですよ。竹村さんは、特にこれから出てくる芳香族のアミンは、新しく開発されたものも含めて、全部検査しなければあぶなくてしょうがない、こういうことを強く指摘しております。私が申し上げている論文は「産業医学」の四十四年一月号の「膀胱がん発生機作」という論文であります。
従いまして、先ほど申し上げましたように、原料中間体などの問題が、家宅捜索などにおきまして、その際にいろいろほかの観点から取り締っていきたいものが、わずかに覚せい剤がないので逃げてしまうというようなことで、検挙ができないことが往々にしてあります。
○高野一夫君 それじゃ、最後に提案者に一つ伺いますが、ただいまお聞きの通りでありまして、あなた方が衆議院において改正の中心とされた原料規制の問題と、この刑罰を高度化する問題については、ただいま井本刑事局長の御意見では、原料中間体からたどって密造部落をついた事例もまだない。まだないというよりは、まだまれな程度である、こういう考え方である。
それをいかにかして根絶させる、こういうわけでありますから、原料を規制すれば、次から次に原料、中間体を政令で規定してやる、このことを考えました場合に、私は昨年もこれは十分、われわれ小委員会においても、この小委員会においても、衆議院に出ましても論議をし尽した問題でありまして、また二度も三度も繰り返すのもいやでありますから、あまり深く触れませんけれども、こういうことがうまくやれるかやれないか、この法務省の