1983-10-11 第100回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
ですから、そういう点でいいますと、三百五十万トンの原料ビートを生産し得るところで見てみますと、風連町の百二十六番目というのが大体その辺の数字に近いところであります、六十五年見通しのところからいいますと。ここでの平均単収はどれぐらいかというと、四千三百三十七キロであります。
ですから、そういう点でいいますと、三百五十万トンの原料ビートを生産し得るところで見てみますと、風連町の百二十六番目というのが大体その辺の数字に近いところであります、六十五年見通しのところからいいますと。ここでの平均単収はどれぐらいかというと、四千三百三十七キロであります。
そこで、いろいろ問題がありますけれども、当面、原料価格を決めると同時に買い入れ糖価というものも決めていかなければならない、こうなっていますから、原料ビートのところと区切って言えば、原料ビートのことしの生産の実態という中で、どうしても忘れてならないのは災害、冷湿害が起こっている、さっきも申し上げたとおりです。しかし、実際には、そう言うと、いわゆる畑作共済がありますからと、こう言いたいかもしれません。
しかし、いま御報告のとおり三百四十万トンという原料ビートを抱えるわけでありますから、処理に対して相当真剣に取り組まないと、せっかくつくったものが最終盤でロスばかりで砂糖ができないといったような結果にもこれはなりかねません。私は年来、七万七千ヘクタールの閣議決定の後を受けて早急にそこへ持っていくための受けざらづくりが必要だということを言ってまいりました。
北海道においては、第三期総合開発計画によって七万五千ヘクタール、三百三十八万トンの原料ビートを確保するという方針が決められて、それは四十五年の七月十日に閣議決定されている。さらにまた、五十年五月十六日公表されました「農産物の需要と生産の長期見通し」つまり六十年長期見通しにおいては七万七千ヘクタール、三百九十万トンの原料ビートを目標にして今後ビートの生産振興を図っていくという方針が打ち出されている。
北海道の農務部は、十六日に、北海道庁会議室において、北海道てん菜生産振興審議会を開かれて、知事から諮問がなされ、昭和四十九年度産の原料ビートの生産振興計画を審議いたしております。その諮問を見ましても、四十九年度作付面積が六万ヘクタール、ちなみに四十八年度はどうであったかというと、六万一千六百八十三ヘクタールでありますから、昨年に比べて千六百八十三ヘクタールも作付面積が減少しております。
農林省も今回の価格が、農民が不満を持っておるし、大幅改定をしなければならぬということは、いろいろ腹の中では御検討なさっておると思いますけれども、この北海道の審議会でいろいろ答申をなさっている中で、北海道の農業が、一つには労働力の不足、二つに資金、三つに資材不足、四つに肥料高などに加えて、原料ビートの政府の告示価格不満足が大きな問題となっている。
だから、この状態を打開するためには、ことしの、昭和四十九年度の原料ビートの価格はかくかくだということを、いまのうちに、来月種まきが始まる以前に方向を示してやらないと、これはだれもつくりませんよ。そういう危機状態にあるんですよ。
私の会社の例を申し上げて恐縮ですが、たとえば原料ビートの輸送は、畑からなるべく早く工場に運ばないと、輸送途中で寒風にさらされまして、それが日がたつにつれて糖分が低下いたします。このようなケースでは、鉄道輸送は、まことに日数がかかり過ぎるのであります。今回の値上げを契機に大いに改善を考えていただきたいと存じます。 次に、北海道にポイントを絞りまして二、三要望いたします。
歩どまりが、四十六年産は、ここにありますように、昨年冷害の年であったにもかかわらず、非常に原料ビートの生育がよかったという証拠のほかに、製糖実績まで非常にいい成績をあげまして、一五・五三という歩どまりを示しておりまして、史上最高といいますか、日本では最初の記録を出したということで、今後こういった歩どまりの向上も大いにわれわれとしては一段と努力してまいりたい、こういうふうに考えておる次第でございます。
具体的に、さらに最近の北海道における原料ビートの発展状況と相並びまして、ビート糖の加工系統におきましても新鋭工場を設立、あるいは新しくさらに新鋭部門を補強いたしまして、今後におけるビートの、農業の発展と相並行しながらビート糖の発展にも、車が両輪するような形で発展していくものとわれわれとしては期待している次第でございます。
局長は砂糖類も担当しておるわけですから、たとえばてん菜の原料ですね、これも元来は原料ですから、含糖率によって原料ビートの買い入れ価格をきめるというのが一番望ましい状態なわけですね。
しかし、今回の上士幌地区を北海道糖業に引き渡しましても、従来からのいわゆる非常に近い他の周辺地区から等量交換によって原料ビートを搬入しておった経過もありますので、その件につきましては今後ともさらに、いわゆる日甜地区あるいはホクレンのその他の地区のほうからの、その年の原料生産事情を勘案しつつ等量交換制度によってこの工場へ搬入することによりまして、操業において何ら支障を来たすような結果にはならず、経営的
園芸局長なんかも、原料ビートの価格を、こんなに物価が上がっているときに、労力費が上がっているときに、これでけっこうです、何だかわけのわからない、頭がどこで、しっぽがどこかわからないような答弁で、その場その場をごまかしていたのではだめだ。もっと農民の苦しい立場に立って、バレイショの問題でもビートの問題でも取っ組んでいただきたい。
○国務大臣(赤城宗徳君) 四十年播種のものにつきましては、最低生産者価格がまだきまっておりませんけれども、去る二月二十二日の北海道てん菜対策協議会と精糖業者との交渉におきまして、原料ビートの取引価格として、事実上昨年と同様同額、トン当たり六千八百円、増産奨励金が四百円、こういうふうにきまったというふうに聞いております。
○説明員(中西一郎君) ただいまの点ですが、これは政府がタッチしませんでも、御承知のように、てん菜糖を製造しております製造業者がてん菜作付農家と特約を結んでおりまして、原料ビートをリンクしましてビート・パルプを市価の半額ぐらいで還元しておるわけです。
さらに砂糖の国際価格が今日のように下がってキロ百十円を割っておるという、こういうときにあたりましては、ことしの砂糖の価格というのは、原料ビートがトン七千二百円という、こういう価格を基礎に生産されておるわけでありますから、これをまかなうような価格でなければならぬ。
○大矢正君 そこで、次に価格に関連をする問題で、大臣がおりませんから政務次官にひとつお答えをいただきたいんですが、三十八年産原料ビートについては、もしこの法律が通った場合には、最低生産者価格というものは、当然のこととして告示されるわけですね。これは暖地ビートのことを言うているのじゃなしに、北海道、寒地のビートのことを言っているんです。
○大矢正君 この助成をする場合にどうのこうのという議論が一つまあ必ず出てくると思うのですが、しかし、自分は単に原料ビートというものをAという会社でなしにBという会社に売りたいというだけで助成措置が行なわれないということは、私どもとしては不都合じゃないかという気がするのですが、いかがでしょう。
以下一号から七号までありますけれども、たとえば第六号に「集荷及び販売に関する事項」こういうのがありますが、そこでこれは明らかに、この耕作農民が原料ビートをどこに売るかという問題にも関連をしてくると思うのであります。どの会社に自分の原料ビートを売るかという問題にも関係してくるわけであります。
その上で、原料ビートの価格というものが、工場が出せる価格、工場が採算をとって不合理な条件の中で生産している、それをそこで払えるだけの価格を払えばそれ以上のことは知らないと、ほったらかしておくような形では私はいけないと思うのですが、その点については、どのようにお考えになっておりますか。
そこで新法の成立まで原料ビートの価格の決定を待つという態度では、ことしの新しい作付に重大な支障を生ずるおそれがあるわけです。農林大臣はこの際、この事態に立ってどういうふうに処置されようとお考えでしょうか。
○安井委員 原料ビートの価格の決定にあたっては、米麦同様生産費所得補償の算式で決定すべきだと私どもは考えているわけでありますが、この点農林大臣のお考えを伺いたいと思います。
第二点は、原料ビートの価格についてでありますが、この法案では、政府が買い上げするための砂糖の最低価格をきめることになっております。砂糖が最低価格でありますから、したがってこれの原料であるビートについても最低の価格が指定されるわけであります。告示されるわけであります。農家の生産費がまかなわれる、あるいは所得が補償されるということは第二に取り扱われておるのであります。
次に、原料ビートの価格の問題について、ちょっと当面の重大な問題になっておりますので、この法律の条文とも関連をしながらひとつお聞きをいたしたいと思うのでありますが、ことしのビートの最低価格についてはいつごろ告示されますか。
でありますから、私がここで大臣の構想を聞いておきたいことは、原料ビートが操業に必要なだけ充足するまでは、工場を政府が一応管理するとかあるいは政府、会社、府県の三者による公社的なものをつくっていくとか、何か新しい構想というものをこの法案の裏づけとして打ち出すべきではないか。