2016-12-08 第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第14号
沖縄の穀物は、原料、トウモロコシは、鹿児島県の志布志港に荷揚げされて、そこで備蓄されて、必要な分、志布志港からもう一回船へ載せて沖縄へ行くんですね。その備蓄サイロ料がトン五百円を払っているといいます。さらには、もう一回船に載りますから、その運賃も重なって、沖縄に届くときは沖縄の畜産業者は更にコストアップになるわけです。
沖縄の穀物は、原料、トウモロコシは、鹿児島県の志布志港に荷揚げされて、そこで備蓄されて、必要な分、志布志港からもう一回船へ載せて沖縄へ行くんですね。その備蓄サイロ料がトン五百円を払っているといいます。さらには、もう一回船に載りますから、その運賃も重なって、沖縄に届くときは沖縄の畜産業者は更にコストアップになるわけです。
○説明員(竹中美晴君) 配合飼料価格につきましては、御指摘のように、原料トウモロコシの高騰あるいは円安基調への変化等を背景にいたしまして、昨年秋以降上昇してきているところでございます。加工原料乳の保証価格の算定に当たりましては、そうした事情も十分勘案いたしまして適正な価格決定を行う考えでございます。
御承知のとおり、現在配合飼料の原料、大部分がトウモロコシでございますが、この原料トウモロコシについては、特定の承認工場制のもとで関税の減免措置がとられておるわけでございます。この承認工場制の運用につきまして、いろいろこれからの流通生産コストの低減を図るという上で検討すべき課題、問題提起されておるわけでございます。
これはどの項目から見てもダントツでありまして、特に飼料用のえさ原料、トウモロコシ、コウリャンなどが大変大きくて二十三億ドル、あと肉が五億ドル、小麦が七億ドル、こういう内容になっています。そのほかに、原料品として入ってまいります大豆が十三億ドル。農林水産の関係で言いますれば、木材が年々輸入がふえておりまして十四億ドル。
ただ、私ども、現在の飼料の国際的な動向を見てまいりますと、昨年来ずっと飼料価格は安定してはおりますが、最近におきまして主原料トウモロコシの国際価格がやや上昇の傾向にございます。
○説明員(荒勝巖君) 私たち毎年、コーンスターチといいますか、原料トウモロコシの輸入割り当てを行なって年々実行している次第でございますが、ただいま御説明いたしましたように、年間におけるでん粉の需給見通しというものをある程度立てまして、そしてことしならことしで、四十六年で百十六万トンぐらいだろうという前提に立ちまして、そしてその前提からことしのカンショでん粉の生産見込みは幾ら、それからバレイショでん粉
経済局で扱っておる原料トウモロコシなんかは、われわれの聞くところによると、こっちのほうは申請をすればもう何でもオーケーだ、むしろたくさん輸入したほうがいいというような気配があるということも聞いておるわけです。そういうことになれば、農林省の中において、同じ原料トウモロコシを輸入する場合においても方針が違うんじゃないかと思うのです。
そういうようなこともあるので、今後いまの関税割り当て制だけで十分の成果を維持できるかどうかということは、これは未定の問題ですが、しかし最近の原料トウモロコシの価格の推移を見ても、これは異例な現象であって、また先にいって六十ドル台に戻るということは絶対ないと思うのですよ。
○芳賀委員 この機会にあわせて伺いたいのですが、最近コーンスターチの原料トウモロコシの輸入価格が相当上昇しておるのですね。原料価格が上がれば、それを原料にしたコーンスターチの価格も自然上昇するということはもう当然なことですが、そういう海外の生産事情あるいは今後の輸入の動向等について、局長の知っておる範囲でいいですから、この機会に説明をしておいてもらいたいと思います。
現在の農林省が言いたいという過剰傾向というのは、自由化によって原料トウモロコシが無計画に入ってきて、それによってコーンスターチが製造されて、それが市場の中で、コンスのほうが価格は安いわけですから、そういう市場圧迫によって、供給は不足であるけれども、価格上の競争で国産のでん粉の順調な消化をすることができないというところに問題があるわけなんですよ。
安い原料トウモロコシを入れてでん粉を製造すれば、国産でん粉よりも非常に割り安で市場に出されてくる。そうなれば、カンショでん粉やバレイショでん粉を原料に用いるよりも企業としては利潤が十分追求できる、そういう点からコンスが伸びてきたわけですからね。だから、私の言っているのは、この五十一万トンを急激に来年は四十万トンにしろとか三十万トンにしろと言っているのではないのですよ。
そのほかに、輸入の原料トウモロコシについて課徴金を取る、その課徴金を見合いに国内に国産のでん粉原料に補給金を出すといったようなことができないかというような議論も検討の過程には出ております。
○芳賀小委員 それでは、これは今後の根本対策に関係ある問題ですが、いまのコンスの原料トウモロコシはAA制で、関税面ではTQ制でやっておるわけですが、この点についても、昨年運営上再検討する必要があるのではないかということを私から二点ばかり提起したわけです。
これは輸入粗糖全部を事業団がタッチしておるわけですから、新しい事業団を設ける必要はないと思いますが、コーンスターチの原料トウモロコシの輸入については、さしずめ砂糖事業団に業務を担当させることにして、農林大臣が毎期ごとに原料トウモロコシの平均輸入価格というものをきめて、それを中心にして上限下限の輸入価格に対応して、政府がきめた輸入価格よりも安いトウモロコシが入ってくる場合には、それは事業団が買い入れをして
大体われわれのほうでつかんでおりますコンスターチメーカーの分で計算いたしますと、これも非常に大きい、いわゆる巨大な産業から、比較的小さな中小企業の方までおられまして、はっきりしたことも申し上げかねますけれども、おおむね加工費としましては、原料トウモロコシの一トン当たりの加工費だけだと、大体安いところで一万二千円ぐらいから高いところで一万五千円であります。
また、ここでなお、御質問の趣旨とは違うかとも思いますが、最近原料トウモロコシの値段が非常に国際的に上がってまいりまして、昨年あたりは六十五ドルというふうにいわれていたものが、いまや七十三ドル、まだ今後も上がりそうだというふうになってまいりますと、トウモロコシで入れてきて、直ちに日本のイモでん粉に重大な脅威を与えるようになるかといいますと、いわゆる価格、コスト、加工賃との関係もございますが、この七十三
○芳賀委員 この不足の四十四万トンのうち、コーンスターチのほうは、原料トウモロコシの関税措置等の関係もあるので、全く無計画でやるわけにはいかないのですね。そういう点から、もう少し内容が明らかにできると思うのです。
三十九年産のカンショでん粉、バレイショでん粉等の消流あるいは価格の問題等については、特に前国会において関税定率法等の一部改正があって、コーンスターチの原料トウモロコシの輸入がある程度規制された関係もあって、カンショでん粉については、ある程度国内価格が安定の方向をたどっておることは御承知のとおりであります。
それから、甘味資源の競争品になっておりますところのコーンスターチにつきましては、御承知のように、四月一日から、原料トウモロコシの輸入につきまして関税割り当て制度を実施いたしたのでございます。これによりまして需給に見合う生産を行なっていきたい、かように思っております。これは、向こう二年間この措置を行なって、そうして競争を——競争といいますか、圧迫を避ける、こういうふうに考えておる次第でございます。
これなんかもいろいろな理由、いろいろな事情が指摘されておりますけれども、そういうものも乗り越えてビートを伸ばしていくというようなことを考えなければいかぬと思いますけれども、直接にコーンスターチとバ澱というようなことを考えてみますと、今御指摘のように原料トウモロコシに五%の関税がかかっているというようなことで、そうした関税の問題も検討しなければなりませんでしょうが、しかしコーンスターチの側の問題ではなくて