1969-03-20 第61回国会 参議院 商工委員会 第6号
本法は、昭和三十二年六月に、当時年々増大する原料ゴムの需要に対し、低廉かつ安定的な供給を確保するため、合成ゴムの国産化を大規模設備により急速に実現する必要がありましたが、民間のみの出資による事業をもってしては、これが困難な事情にありましたので、合成ゴムの製造事業に対し政府出資を行なうとともに、設備に要する資金についても政府がその確保につとめることを主旨として制定された法律であります。
本法は、昭和三十二年六月に、当時年々増大する原料ゴムの需要に対し、低廉かつ安定的な供給を確保するため、合成ゴムの国産化を大規模設備により急速に実現する必要がありましたが、民間のみの出資による事業をもってしては、これが困難な事情にありましたので、合成ゴムの製造事業に対し政府出資を行なうとともに、設備に要する資金についても政府がその確保につとめることを主旨として制定された法律であります。
この会社の設立のときには、原料ゴムの国産化とか、それによっての外貨の節約とか、それからゴム価格の安定、安価な合成ゴムの国内需要に見合う供給、これを貫くことがこの設立の趣旨を貫くことだ、こう考えております。
日本合成ゴム株式会社に関する臨時措置に関する法律は、昭和三十二年六月に、当時年々増大する原料ゴムの需要に対し、低廉かつ安定的な供給を確保するため、合成ゴムの国産化を大規模設備により急速に実現する必要がありましたが、民間のみの出資による事業をもってしては、これが困難な事情にありましたので、合成ゴムの製造事業に対し政府出資を行ないますとともに、設備に要する資金についても政府がその確保に努めることを主旨として
日本合成ゴム株式会社に関する臨時措置に関する法律は、昭和三十二年六月に、当時年々増大する原料ゴムの需要に対し、低廉かつ安定的な供給を確保するため、合成ゴムの国産化を大規模設備により急速に実現する必要がありましたが、民間のみの出資による事業をもっていたしましては、これが困難な事情にありましたので、合成ゴムの製造事業に対し政府出資を行なうとともに、設備に要する資金につきましても政府がその確保につとめることを
日本合成ゴム株式会社に関する臨時措置に関する法律は、昭和三十二年六月に、当時年々増大する原料ゴムの需要に対し、低廉かつ安定的な供給を確保するため、合成ゴムの国産化を大規模設備により急速に実現する必要がありましたが、民間のみの出資による事業をもってしては、これが困難な事情にありましたので、合成ゴムの製造事業に対し政府出資を行なうとともに設備に要する資金についても政府がその確保につとめることを趣旨として
御承知の通り、原料ゴムの供給確保をはかることを目的として、昨年五月に現行法が制定されましたが、同法に基いて昨年十二月に日本合成ゴム株式会社が設立され、その後、同社では工場の場所を四日市に決定して、その建設準備や製造技術の導入手続などを進めています。
わが国のゴム工業は、原料ゴムの消費量におきまして米、英、独、仏に次いで世界第五位でありまして、将来もその発展が大いに期待されるのでありますが、その原料であるゴムはその全量を輸入に依存している状況であります。
従って、合成ゴムを国産化いたしますれば、原料ゴムの価格の安定にも非常に役に立ちまして、その面から最近急激に伸びて参りましたゴム製品の輸出に対しても非常に効果があるのじゃないかというふうに考えるわけでございます。
わが国のゴム工業は、原料ゴム消費量において米、英、独、仏に次いで世界第五位であり、将来もその発展が大いに期待されるのでありますが、その原料であるゴムはその全量を輸入に依しておるのであります。
わが国のゴム工業は、原料ゴム消費量において米、英、独、仏に次いで世界第五位であり、将来もその発展が大いに期待されるのでありますが、その原料であるゴムは、その全量を輸入に依存しておるのであります。
なお今後におきましても、車輌の拂下げをいたしまして、専用亞炭の配車に振向ける方法をとりますとともに、小運送方面における自動車の方は、その最も必要なチューブ、タイヤの生産の状況が不十分でございましたので、關係各省と連絡をいたしまして、原料ゴムの確保をいたしますとともに、生産にできる限りの御援助をいたしました結果、今日やや生産が上まわつているようなわけでありまして、新車竝びに進駐軍の拂下げ車輌及びその他一般營業
かようなわけで、たしか五月でございましたか、工業クラブで商工省と運輸省と、そうして經濟安定本部と、三者の會合をいたしまして、かようなことではとうていやつていくということはでき得られませんから、安定本部と運輸省と商工省と三者寄つて、チユーブ、タイヤ用の原料ゴムを確保するということについて相談をいたしたのであります。當日私も參りました。
現行タイヤ・チユーブの面におきまする原料ゴムは、四・三半期、四・四半期に各二千トンづつの原料を確保いたしまして、本年度はその通りの手配いたしております。その生産面においては私は減退しておらぬと思つております。漸次増産に向いつつある。
これは現状におきましては最も必要なる資材の面から考えて見まするならば、チユーブ、タイヤ、これに必要なる原料ゴム或いは長原綿の輸入を確保して行かなければならんのでありまするが、扨てそれを確保いたしまする上におきまして一体どの程度の日本の車輛をここに必要となるか、又それが今日の日本財政の上においてどれだけその資材が輸入を許さるべきであるかということを考慮いたして行かなければならんのであります。
燃料の輸入の限度もございますし、ゴマの輸入に至りましても、御承知のごとくに前議會におきまして、建議案によつて政府を督勵し、約三萬トンの生ゴムの輸入を見るに至り、自動車のチユーブ、タイヤに對しては第三・四半期、第四・四半期に二千トンの原料ゴムを特別に確保いたしているような状態でありまして、これまたただいま申し上げました通りに、非常に資材に制約されている現實でございます。從つて今後これをいかにするか。
そこで前議會にぜひとも輸入をしていただくようにということで建議案を提出をいたしまして、本年度は大體相當の原料ゴムの輸入がせられるのであろうという想像をつけているのであります。