1997-02-26 第140回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
税の引き上げで約五千人の雇用、家族を含めると一万三千人を路頭に迷わせ、さらに原料いもなどを生産する農業、酒販業者、消費者の暮らしに打撃をあたえるような政策は絶対とるべきでありません。 こう言っています。九州、沖縄各県及び山口県の知事が連名で特段の配慮を求めている、そういう文書も読みました。
税の引き上げで約五千人の雇用、家族を含めると一万三千人を路頭に迷わせ、さらに原料いもなどを生産する農業、酒販業者、消費者の暮らしに打撃をあたえるような政策は絶対とるべきでありません。 こう言っています。九州、沖縄各県及び山口県の知事が連名で特段の配慮を求めている、そういう文書も読みました。
ところが、昨年とさま変わりをいたしまして砂糖も非常に安うございますし、したがって水あめ、ブドウ糖もなかなか消化はむずかしいという状況にございますものですから、お話しのように高い原料いもを使いましたでん粉が売れていくのかどうかということについては非常に困難な事態に当面をいたしておるわけでございます。
そこで、結論としてもう一点伺いたいのは、一体原料いもというもの、カンショについてどういうこれから措置をされようとしていらっしゃるのか、伺いたいわけです。 それで、数字的に言いますと三十四年の数字ですが――三十五年でもいいんですけれども、三十四年の数字というのが、ちょうど作付面積が三十六万ヘクタールあったわけですね。それがいま六万ヘクタールと、六分の一に減っているわけです。
それでこの問題についての本格的な論議は、てん菜も、サトウキビも、それから原料いもも含めてまた別の機会にやります、ということを申し上げまして、終わりたいと思います。
記 一、いも原料基準価格については、生産費、諸物価、労賃の上昇、原料いもの生産事情等を十分に勘案し、再生産の確保が図られるよう決定するとともに、歩留加算が原料取引上適正に織込まれるよう留意すること。 二、でん粉及び甘しよ生切干の買入基準価格については、原料運賃、加工経費等を実情に即して加算し決定すること。
記 一 いも原料基準価格については、生産費、諸 物価、労賃の上昇、原料いもの生産事情等を 十分に勘案し、再生産の確保が図られるよう 決定するとともに、歩留加算が原料取引上適 正に織込まれるよう留意すること。 二 でん粉及び甘しよ生切干の買入基準価格に ついては、原料運賃、加工経費等を実情に即 して加算し決定すること。
審査の過程を通じ問題となりましたおもな事項としましては 一、国内産いも、でん粉の生産状況を中心に需給計画を明確にすること 二、コーンスターチの生産規制と国内産でん粉の優先消化をはかり、いも、でん粉の生産、加工、流通対策について必要な施策を講ずること 三、原料いも及びでん粉の価格算定について適正化をはかることなどであります。
記 一、いも原料基準価格については、生産費、諸物価、労賃の上昇、原料いもの生産事情等を十分に勘案し、再生産の確保が図られるよう決定すること。 二、でん粉及び甘しよ生切干の買入基準価格については、原料運賃、加工に要する費用等を実情に即して加算し決定すること。
五、原料いもの価格算定については、労賃、諸資材等の評価について、その適正化をはかること。等であります。 なお、これらの質疑の詳細は会議録に譲ることといたしますが、小委員会の結論として次の諸事項につき決定をいたした次第であります。
三、価格決定後において、原料いもの基準価格による農民手取が保証されるよう所要の措置を講ずること。 四、政府手持の馬れいしょでん粉についても甘しょでん粉の場合と同様に育成ぶどう糖用に対しては特売措置を講ずること。 五、コーン・スターチ等の輸入にあたっては、国産でん粉と競合しないよう慎重な配慮をすること。
三、価格決定後において、原料いもの基準価格による農民手取が保証されるよう所要の措置を講ずること。 四、政府手持の馬れいしょ澱粉についても甘しょ澱粉の場合と同様に育成ぶどう糖用に対しては特売措置を講ずること。 五、コーン・スターチ等の輸入にあたっては、国産澱粉と競合しないよう慎重な配慮をすること。
1 原料いもの品種の改良とでん粉工業の合理化。 いも作農家の収益を確保し、しかもその二次或いはそれ以下の加工品の製品価格を引下げることは、他の競合商品との関係、或いは国際価格との関係かう最も必要なことである。それがためには、原料いもと食用いもに分け、多収穫品種とでん粉歩留りのよい品種等について研究することが必要であり、更にでん粉工業を合理化する必要がある。
さらに、第三の、「農協系統による原料いもの共販体制の強化、或はいもの飼料化及び切干化の促進運動を強力に展開し」云々、この条項でございますけれども、具体的に、各県によりましては、あるいは共販体制をしく場合に、価格調整の目的をもって倉庫に入れます場合においては県費をもってその利子補給をいたしておるというような県もありますし、あるいは、茨城県のように、聞きますと大体二割のイモをえさ化に回そうというような努力
四、澱粉の政府買入価格は、生いもの澱粉含有基準率の引上げにより若干の値下りを見るべきも、政府は澱粉の買入に際し原料いもの価格維持を条件とし厳に監視すること。 五、国内産甘しよの豊作にかんがみ本年度におけるアルコール原料類の輸入は一切中止すること。 以上でございますが、この際委員各位の御賛成と、なおこの目的達成のために超党派的にぜひとも御協力、御推進あらんことをお願いする次第でございます。
その場合原料ばれいしよの生産者は、原料いもを工場に売り渡す前に政府の買上げ価格の発表等があることを非常に望んでおるわけでありますが、昨年の場合におきましても、農産物価格安定法の定めるところによりまして、十月三十日までに価格の公示を行うということになつておる関係上、昨年は十月三十日になつて、ようやくばれいしよ澱粉並びにかんしよ澱粉の買上げ価格が指示されたわけであります。
○中西説明員 先ほど来お話がございました特定の地域では、食用などでは五百円しておつた去年の値段が、今年は六百円にも七百円にもなる、こういうお話でございますが、実はここに全国販売農業協同組合の調べですが、原料いもで、最近の十月中旬までの各府県の産地の貨車載せの価格が出ております。
ただその需給関係というものはもちろん大事でありますが、一つの価格支持的な政策の意味においてこれを用いるということになつておるので、作況等の問題も必然的に需給関係の見通しを把握するというところにその目的があるのではないかというふうに考え得られますし、問題は何としても耕作者の生産した原料いもを手放す時期に、今年度の価格がおおむね指示されるということが一番望ましい事態であるというふうに考えておるわけでありますが
それから食糧事務所の方に黄変米があるということを知つておつたかどうかという問題でありますが、これにつきましては、先ほども一言触れましたように、当時の国内産の原料いも、あるいはその他の糖密等を海外から買うにいたしましても、精密が非常に高かつたというつようなことで、アルコール会計としましては、できるだけ何か別に安い原料がないかということで、食管の方に雑穀か何か原料になるものがないかどうかというようなことを
それは生産者団体におきまする委託の形式によりまするので、これが全体といたしましてそういう形で政府が原料いもとして定めましたものになつて来るということを期待いたしまするがために、特に生産者の自主的な調整ということに重点を置いておるわけであります。生産者の自主的調整の場合におきましては、いもの場合はほとんど委託でございすから、そこでプールされる場合もあろうかと思います。
そういうような場合においては、当然澱粉を生産する場合におけるそれぞれの地帯における澱粉の原料いもの中に占める含有量等が問題となつて、非常に影響を持つて来るわけでありますが、今年は御承知のように冷害であるとかあるいは雨害であるとか——いもに冷害はあるいはないかもしれませんが、そういうような異常な気象条件によつて収穫高においても減収である。
すでに澱粉製造の時期が終つてから発表されておるという場合には、農家は原料いもを処理する場合において、幾らの買付になるかわからぬわけでありますけれども、ことしはいろいろな不安が多くて政府はまた引下げをやるだろう、それから水害等によつて歩どまりが悪いからして、原料いもの値段は当然引下げになるだろうというようなことで、この価格の発表になります前に原料いもの処理というものはすでに行われ済みになつておる。
而も原料のごときは、現在におきましては原料「いも」はないという状態は、恐らく食管庁のほうは御承知の通りと思うのであります。そういうように需給関係が非常に不如意であります際におきまして、而も澱粉の原料すらも出ないという状態に今日あると思うのであります。
従いまして、そういう意味から二カ月のズレというものに対して政府がどのように考えておつたかということから、只今長官は北委員の質問に対しまして、協同組合の共同販売態勢をどうしても強化しなければならん、そういうことによつてこれらの問題は解決するというお話でありますが、協同組合が今の力では当然これらの問題に対しては全部原料「いも」を買取つて政府の価格が決定したときに、それによつて政府に売るとか、或いは又市価
順序といたしまして、原料「いも」の価格がどういう線から出たかという点についてお話申上げますが、原料「いも」の一つの価格の基本となりますのがパリテイ価格でございますが、甘藷につきましては、このパリテイ価格は二十八円七十一銭という価格になるわけでございます。
まで、或いは陛下まで試食をされておつたというようなことを宣伝にしてそうして今更引つ込みが付かんから、やむを得ずやるということにいたしましても、私はほかのものは知らんけれども、私は澱粉生産者の一人として、而も又この価格安定法を決定しました立場から言つて、砕米や小麦粉に補給金を出してこちらの価格には全然そういうことを考えない、更に今年あたりの米におきましては豊凶係数まで入れておる、この澱粉に対しては、原料「いも
大体澱粉会社がそれぞれ原料いもを買いつけます地帯は、およそ範囲がきまつておりまして、そんなに遠隔の地から買いつけるということはあり得ないのでありますから、もし異常な安い価格で原料いもを買い上げて、政府に澱粉を妥当な価格で売つております会社に対しては、政府としては当然そういうことを勧奨する必要があろうと思います。
○井上委員 立法をされますものについては、そういう政治的な考慮を払つて立法をされると、われわれも期待しておるのでありますが、現在の澱粉買上げというものが、今私の指摘いたしますような、すでに生産者の手を離れて製品化されたものを買い上げるということになつておりますから、そこで現在政府が買い上げます価格から逆算して、原料いもの価格を割出して、それよりも不当に安く買つて生産したものを政府に売り渡すということになりますと
ところが、もうすでに本年生産されております澱粉は、昨年度のいもによつて生産された澱粉であつて、しかもこの澱粉買上げ価格がきまる以前に、すでに原料いもは買い上げられている、こういうことになつておる。そうなると、たとえば現在政府が買い上げようとする澱粉価格から逆算をして、かりに生いもが貫当り二十八円なら二十八円になるとしますと、それ以下で買い上げているものに対してはどうなるか。
そういうものも一応米価審議会等の議に売して、公正な価格であるかどうかということを決定を願うともに、なおあの買上げ価格から逆算しまして、原料いもの価格がかりに二百円なら二百円と十貫当り押えまして、はたしてそういう割出しになつておるかどうかということが明確にされる必要があるのではないか。