1981-02-16 第94回国会 衆議院 予算委員会 第9号
百五十五ミリの原子砲弾と八インチの原子砲弾という二種類の核砲弾を持っている。それから中規模核地雷、それから特殊核地雷、やはり二種類の核地雷を持っている。特にこの特殊核地雷というのはスーツケース原爆と言われています。直径は十三センチくらいだそうです。スーツケースにも入る非常に小型な核地雷であります。こういうものをこのNOP部隊は持っておるんだというのがコマー証言であります。
百五十五ミリの原子砲弾と八インチの原子砲弾という二種類の核砲弾を持っている。それから中規模核地雷、それから特殊核地雷、やはり二種類の核地雷を持っている。特にこの特殊核地雷というのはスーツケース原爆と言われています。直径は十三センチくらいだそうです。スーツケースにも入る非常に小型な核地雷であります。こういうものをこのNOP部隊は持っておるんだというのがコマー証言であります。
これが陸戦用兵器体系として百五十五ミリ原子砲弾、八インチ原子砲弾、中規模並びに特殊核地雷、これを扱う部隊ですが、これは核弾薬小隊、NOPと呼ばれるものが三つある。これは専用部隊だ。 それから航空機に関して言うと、B43、B57、B61——B61アメリカの最新鋭の核爆弾ですが、この三つの爆弾を扱うものとして三個の海兵航空団兵器部隊がある。
続きまして、その翌日の三月十六日には、アイゼンハワー大統領の記者団声明がございまして、その中で、原子兵器は、——これは今日のことばですと核兵器という意味にとってけっこうでありますが、原子兵器は戦争に際して軍事目的に対して小銃弾のような精密さで使用し得る状態になった、したがって、今後米軍が参加して行なわれるすべての戦争において、戦術航空機を使用する戦術原子兵器あるいは原子砲を使用する原子砲弾あるいはあらゆる
○政府委員(林一夫君) これは水爆が現在どの程度のものができておるか、あるいは原子砲弾がどの程度のものまでできておるかということは、まだはっきりしていないのであります。これに対してわが方の防衛をどうするというような点については、別にはっきりしたことは考えられないと思います。
原子砲弾を頭につけたロケット砲弾についても同じように大きな性能がある。従ってわれわれは、それがためにこのロケット砲が日本に持ってこられることに対して非常に不安とおそれを持っておるわけなんです。従ってこれが原子砲ではない、原子兵器ではないということの理由をもう少し詳しく、国民の納得の行くように御説明を願いたいと思います。
従って原子砲弾を撃つことのできるロケット砲であるということは間違いがないと思います。(「その通り」と呼ぶ者あり)今の段階ではまだその原子弾頭を日本には持ってきてないということは外電も報じております。しかしその原子弾頭はグアム島に貯蔵されている、いつでも飛行機をもって日本に随時運ぶことができるのだ、こういうことになっております。
読売には、この両兵器用の原子砲弾及び原爆は、当分の間太平洋の米軍基地(たとえばグァム島)に貯蔵するものと見られる。なおロケット弾オネスト・ジョーンはアメリカ政府と日本政府とのこれまでの秘密協定に従い日本に送られるもので、日本の国会はこの措置について知らされていないと書いてあります。
そうして、先般外務委員会の議論におきましても、例としてたとえば原子砲弾が日本に投下されるということ、これは中国の領土から投下された場合にほかの手段においては防ぐことができない、そうして日本は原子砲の危険、急迫にさらされておる、こういう場合には必要最小限度において、この原子砲弾が飛び出して来る所を抑えて、この砲弾が出て来ないようにする程度のことは、自衛権として認めざるを得ないであろう、こういうようなことであります