1985-06-12 第102回国会 衆議院 決算委員会 第10号
先生御指摘の廃炉といいますか、運転が終了した原子炉の廃止措置につきましては、私ども大変重要な問題であるというふうに認識しておりまして、総合エネルギー調査会原子力部会の原子炉廃止措置対策小委員会というところで昨年の三月から、具体的な廃止方式でありますとか、廃棄物の先生御指摘の処分対策、関連技術などにつきまして鋭意検討が進められてきております。
先生御指摘の廃炉といいますか、運転が終了した原子炉の廃止措置につきましては、私ども大変重要な問題であるというふうに認識しておりまして、総合エネルギー調査会原子力部会の原子炉廃止措置対策小委員会というところで昨年の三月から、具体的な廃止方式でありますとか、廃棄物の先生御指摘の処分対策、関連技術などにつきまして鋭意検討が進められてきております。
そのため現在、総合エネルギー調査会の中に原子力部会、さらにその下に原子炉廃止措置対策小委員会というものを設けまして、こういった廃炉に伴ういろいろな技術開発だとか、廃棄物の処分だとか、資金の調達であるとか、そういった具体的な問題について詰めまして、廃止措置の基本的なシナリオを固める検討を開始いたしまして、来春のころをめどに報告をまとめる予定でおります。
今、総合エネルギー調査会等にも原子炉廃止措置対策小委員会等でそういう廃炉のコストとかそういうものについてのいろいろな計算等が行われているようですけれども、我々はそういうものを早急にやってある程度の客観的な目安をつくって、そうして国民に対しても余り誤解を与えないようにそういうことをしていただきたいと思うんですがね。