1979-04-27 第87回国会 衆議院 商工委員会 第12号
〔委員長退席、野中委員長代理着席〕 そのことで実は二十五日の参議院の科技特で佐藤議員が、大飯原発一号炉は、ECCSに従来のものよりさらに信頼度が高いとされるUHIを取りつけた新型であるということであったけれども、実は原子力研究所の七六年の実験ではこの新型の結果は悪くて、かえって冷却効果が弱いという結果が出たにもかかわらず、原子炉安全審査委員会はこの報告を無視して設置を許可した問題についての追及を行
〔委員長退席、野中委員長代理着席〕 そのことで実は二十五日の参議院の科技特で佐藤議員が、大飯原発一号炉は、ECCSに従来のものよりさらに信頼度が高いとされるUHIを取りつけた新型であるということであったけれども、実は原子力研究所の七六年の実験ではこの新型の結果は悪くて、かえって冷却効果が弱いという結果が出たにもかかわらず、原子炉安全審査委員会はこの報告を無視して設置を許可した問題についての追及を行
十分説明を受けませんでしたし、正式にやはりこの委員会で、次回でもよろしゅうございますし、あるいは他の委員の方が質問をされるかもわかりませんけれども、この組織機構なり内容等について、次回御説明を願いたいと思っておりますし、意地悪というふうに思われても困りますから、次回私はいまここで用意した中では次の点をお聞きしたいと思っておりますから、お答えできるようにひとつしていただきたいと思うんですけれども、原子炉安全審査委員会
原子炉安全審査委員会の審査報告には出されてないのです。ところが議事要旨によりますとそれが出てくるのであります。これは、この編集上の手続のところでいっております「安全審査に関し一部不当とされているむきもあり」これでしょう。この「一部不当とされているむきもあり」これは何なんです。これは科学技術庁の月報ですよ。この「不当とされているむきもあり」という、これは何のことなんですか。
ともかく、この原子炉安全審査委員会の発表せられた答申には、中央構造線につきましては一言も触れていない。ところが、国会でもこのことが問題になったのでございましょう。議事要旨についてはそのことが述べられておるのであります。しかも、それも議事要旨にも書かれておるのであります。すなわち、検討結果及び根拠にも書かれておるのであります。ところが、これは三月に発表したものにはあるのですよ。
現在置かれてありますところの原子力施設については、国内の施設のことでもございまするから、法制の命ずるところに従いまして、原子力委員会としても十分事前の審査もいたし、また原子炉安全審査委員会等においても十二分に念を入れて審査をし、かつその後もずっと注意深く見守っておりますので、これは専門的に詳しくお答え申し上げるデータも備えておりますけれども、現在の原子力の施設からするところの周辺に対する放射能等の被害
○国務大臣(愛知揆一君) 考ええられる最大の事故が万々一起こったとしても、そこから出てくる放射能は危険性がない、こういう原子炉安全審査委員会の研究結果が同時に出ているわけでございます。最近におきまして。したがって、私はそういったような危険性ということは万々ない、こういうふうに考えております。
その条件と申しますのが、たとえば、平常の場合はそうですけれども、一たん平常でない、つまりノーマルな状態をはずれたというような場合を入れますと、いま申しました原子炉安全審査委員会でも、戦争になって爆撃されたらどうなるか、そういった問題は入ってないのじゃないか。それで、一体戦争といいましても、じゃどういう戦争を想定するのか。これもいろいろな場合があるだろうと思う。
、それから第四は、いわゆるイオン交換樹脂の放出の問題、並びにそれのやはり安全基準と申しますか、基準の問題、それから第五が、いわば放射能の監視の問題――モニタリングと通常いわれておりますが、大きく分けるとこの五つの項目になると思いますが、原子力潜水艦という、軍艦という国際法上の特殊の地位を持っている軍艦のことでございますから、実際に日本の国内の原子炉の安全審査をする場合と違いまして、たとえば原子炉安全審査委員会
それからアメリカの原子炉安全審査委員会、これも権威のある委員会ですが、これも同様な立場で反対を声明をしておるわけです。さらに史実を見ると、一九五八年にデンマークの政府が原子力潜水艦のコペンハーゲン寄港に対してアメリカの要請を拒否しておるわけです。こういう史実もあるわけですね。おそらくデンマーク政府もこの安全性については十分危惧の念を持ったからだと思うのです。