1983-09-21 第100回国会 参議院 予算委員会 第1号
いわゆる原子力船計画がいいか悪いかというような問題は一応棚上げして論じているわけです。 もとに戻って考えてみますと、「むつ」の当初計画、昭和三十八年段階で幾ら予算を立てていましたか。
いわゆる原子力船計画がいいか悪いかというような問題は一応棚上げして論じているわけです。 もとに戻って考えてみますと、「むつ」の当初計画、昭和三十八年段階で幾ら予算を立てていましたか。
政府は、「むつ」が放射線事故を起こした後も、地元に行き当たりばったりの約束をし、一方、原子力船計画をどう位置づけ、どう発展させるかという方針も明示しないまま、この法律の期限のみを延長しようとしています。政府は、この際わが国の原子力船政策を明確にすべきと思うが、総理の所見をお伺いしたいのであります。 原子力船の実用化の時期は、一ころよりおくれて、一九九〇年代以降と見られています。
しかし、いままでの原子力船計画の実態から見た場合に、これについては、少なくとも自主、民主、公開の原則が十分守られてない。したがって、原点に立ち返ってもう一遍根本的に研究開発体制をやり直すべきではないか、そのように考えております。
、あなたもやはりその当時は長官であったか、森山さんであったか、その点はそれもあなた自身がよく知る問題でありまするけれども、いずれにしても重大事項でありまするから、どちらにしても長官は長官であるわけでありますが、あなたは十月の十六日のこれは朝日とそれから毎日の社説を——別々の新聞社でありまするから共同社説というわけではありませんけれども、一方は「政府は「むつ」の責任を明確に」と、それから一方は「原子力船計画
私どもも、先ほどお答え申し上げましたように、それをぜひともやりたいということでございまして、そのためには大山委員会の指摘にも基づきまして、原子炉の点検それから所要の修理、改修ということをまずやりまして、ここまでやれば今後の出力試験の再開あるいはそれ以後の段階におきましても原子力船の安全性は確認できたということを国民の前に明らかにいたしまして、それから原子力船計画を推進してまいるというようなふうに進めたいと
こういった情報もぜひ今後積極的に取り入れてまいりまして、事業団の改善計画、さらには将来の原子力船計画というところに反映させてまいりたいと思っているわけでございます。
○森山国務大臣 たいへんありがたい御指摘でございまして、私も、今回の事件で原子力船計画はもとより、原子力船第一船の計画をギブアップ、放棄するものではないということは申し上げたわけでございます。
そこで、この原研にJPDRをつくりますときに、そのときはまだこの第一船計画は具体化しておらなかったわけでありますけれども、将来必ずやわが国で原子力船計画が進められることになる。そういった際には、世界的な情勢から見まして、どうしても小型の軽水炉によらざるを得ない。そういう意味で、JPDRが舶用炉の開発に相当役立つのではないかという考え方があったわけであります。
こういう点から考えてみますと、米国の原子力船計画の内容というものは、この計画が実現した場合——計画どおりに実現するかどうか、ある程度の疑問はありますけれども、アメリカの力をもってするならば、なおかつ、現在のアメリカの原子力に対する研究技術の程度からいくならば、これはある程度実現するのではないかとわれわれは覚悟しなければならぬと思うのであります。
して円滑に参らなかったということを反省いたしまして、従来、どちらかと申しますと、事業団というものの責任において、そこが中心になって推進していっていただくようにいろいろ考えておりましたが、やはりこの種の新しい仕事でございますから、事業団が中心となって当たられることはもちろんでございましょうが、運輸省及びわが科学技術庁といたしましても、これと今後は一体となりまして、そうしていわゆる総力をあげまして、原子力船計画
私どもの見通しとしましては、本年の六月末、おそくも七月には結論を出していただきまして、その線に沿って原子力船計画を早く再スタートするよう、四十二年度予算の中に必要なものが組み入れられるように見通しをつけてまいりたい、このように考えております。
り国内技術をもって充てるということを打ち出しております関係上、先ほど来申しましたように、炉の設計、製作はアメリカのウエスチングハウス社と技術提携しております三菱にその見積もりをさせたわけでございますが、もし技術的問題点等がそういったようなことから出てきておるというようなこともあるとすれば、これだけを見ていくということよりも、もう少し技術的にもはっきりした資料の出てまいります原子炉を考えた場合の原子力船計画
もっと広範囲に、たとえば、実際的に原子力船計画を進めている船舶工業者とか、あるいは現実に原子炉を設計されている人、建設に従事されている人の意見というものをもっと聞くべきではないか。それと同時に、好むと好まざるとにかかわらず、先ほど木内委員から話が出ましたが、原子力の時代が来る。