1956-04-06 第24回国会 参議院 本会議 第33号 そもそも、原子力研究所の敷地については、当初から種々の思わくのもとに、いろいろな誘致運動が行われ、その結果、わが国最初の原子力平和利用という国家的事業が、政治的な策動の道具に供せられるおそれがあったのでございまするが、幸いにいたしまして、科学者の公正な判断の結果、まず二月八日、原子力研究所土地選定委員会において、また、次いで三月九日、原子力委員会において、それぞれ武山が最適地であると折紙が付せられ、 曾禰益