1973-05-09 第71回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第11号
それで、それに対しての被害の評価というのが先ほどのお話にあったわけでありますが、これに対しまして二月二十四日の原子力特報に科学技術庁原子力局の意見が出ておりまして、藤本教授の計算には、今日のスプレーとかあるいはフィルターの工学的安全装置のある原子炉に対しては適用できないという反論が載っております。
それで、それに対しての被害の評価というのが先ほどのお話にあったわけでありますが、これに対しまして二月二十四日の原子力特報に科学技術庁原子力局の意見が出ておりまして、藤本教授の計算には、今日のスプレーとかあるいはフィルターの工学的安全装置のある原子炉に対しては適用できないという反論が載っております。
去る二月の前回の委員会のときに私は申し上げましたが、二月二十四日に、科学技術庁原子力局の名前で「藤本陽一早大教授らによる原子炉事故想定の分析結果について」という表題のもとに、日本原子力文化振興財団の「原子力特報」三巻三号に一つの文章が発表されておりますが、この文章に関連して二、三質問をしたいと思います。 この文章に原子力局は責任が持てますか。
○成田政府委員 あの文章を「原子力特報」に原子力局の名前で出しておりまして、内容については原子力局として責任を負っております。
○成田政府委員 「原子力特報」に載せた原子力局の見解は、決して藤本論文に対する論争の始まりという意味でなくて、ただいま大臣からもお話がありましたように、関係市町村、府県等から、どういうこと、どういう内容であって、あるいはあの記事についてはあのとおりであろうかというような問い合わせが非常に多かったので、これに対してまとめて返事を出したという形のものでありまして、決して学問的な論争というふうにわれわれは
しかし、実は、そのときは、まだ新聞に出ておる程度のことしかわからないという私に対する説明でございまして、いずれ、雑誌の、「科学」とかいう雑誌に出るそうでありますから、そのときにさらにもっと検討しようということであったのでありますが、その間、「原子力特報」とかいうパンフレットがございますが、そこから急いでこの問題についての見解を問われたというわけで、原子力局で、一応の、まあそういう質問が多いから、それについての
これに対して、けさ見たので、ぼくはまだ内容はひとつも読んでいませんが、「原子力特報」、「藤本陽一早大教授らによる原子炉事故想定の分析結果について」という、こういうものが私の手元に届いております、まだ読むひまがなくて参りましたけれども、それからまた、毎日によると、藤本警告に対して原子力発電株式会社が、茨城県庁で記者会見をして、これに対する発言をしております。